参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート③(2016年派遣:ガジャマダ大学)

Gadjahmada  | 2017年01月26日

経済学部 鈴木 裕明さん(3回生)

今までのアクティビティレポートで大学、食事に関しては理解してもらえたと思うので、私からは大学以外での活動について紹介したいと思います。

大学には基本的に週3-4日行くことになると思います(ガジャマダ大学の場合)。基本的には平日に講義の予習復習を終わらせ、週末に観光に出かけることが多かったです。登録する講義によって時間帯は変わるのですが、大多数の講義は16時で終わります。私の場合はフットサルと日本語を教えるクラブに入っていたので、講義が終わるとすぐにそれらの活動に参加していました。大学には100を超えるサークルやクラブ活動があるので必ず自分の趣味にあったものが見つかると思います。

フットサルサークル

また、ジョグジャカルタには世界遺産を始め、歴史的な観光スポットが数多く存在します。大学付近を離れると自然豊かな場所も多くあるため川下りや山登りなども経験できます。5ヶ月間は長いように思えるかもしれませんが、あっという間です。これらのアクティビティを全て行おうと思っても時間が足りないくらいです。それくらい日本では経験できないようなアクティビティが数多くあります。

大学の友達と川下り


JOGJA International Heritage Walk 2016

私はムスリムの人たちの食べる”ハラルフード”に関心があったためインドネシアを選びました。世界最大のイスラム人口を持つ国がインドネシアで、人口2億5千万人のうち9割近くの2億2千万人がムスリムです。そういったムスリムの人は、1日5回のお祈りをしたり、ハラムフードを食べてはいけなかったりと宗教に関連した行いが多々あります。宗教とはあまり関わりのない日本人には、それらの行動1つ1つが驚くことばかりかもしれません。しかし彼らと生活を共にすることで宗教に対する考え方や、インドネシアに対する考え方が大きく変わりました。現在全世界に16億人以上のイスラム教徒がいると言われています。東京オリンピックを2020年に控え、本当の意味で日本をグローバル化するにはムスリムの人々を理解することが必要不可欠であると様々な活動を通して感じました。