浅羽:振り返ってみて、今、進路を切り拓いていくうえで、どんな要素が重要だったと思いますか。
ネットワークに入れるか否かが就職を分ける
佐藤:やはり最後は人のネットワークですね。
中根:どこかに公募が出た時に「そういえば、あの人どうかな?」と思ってもらえるようなネットワークの力は、非常に大きいと私も思います。
多方面につながりを増やしておくことが大切
井出:人のつながりって、就職が決まって初めて気づくんですよね。人間関係は戦略的につくっていけるものではありませんが、多方面につながりをもっておくことが、役に立つことはあり得ると思います。立命館大学には、そうした機会がたくさん用意されています。うまく進路をつかんだ人をみると、さまざまなところに関わっていたことが分かります。研究会やプロジェクトに参加するなど、積極的に関わる意識は必要でしょうね。
川村:たとえ声をかけられたプロジェクトが自分の研究分野と直接的には結びつかなくても、「専門分野じゃないから」と拒むのではなく、挑戦することが重要だと思います。そこで得た知識、人間関係が、結果的に後の研究やネットワークにつながっていくこともたくさんありますから。
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