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立命館大学 国際関係学部 国際関係学部 校友会
 立命館大学国際関係学部 校友会 校友会業種別懇談会 #4「研究分野懇談会」
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浅羽祐樹 さん
浅羽祐樹 さん
山口県立大学国際文化学部准教授
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井出文紀 さん
井出文紀 さん
近畿大学経営学部専任講師
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川村仁子 さん
川村仁子 さん
東洋大学法学部助教
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佐藤史郎 さん
佐藤史郎 さん
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中戸祐夫 さん
中戸祐夫 さん
立命館大学国際関係学部教授
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中根智子(さとこ) さん
中根智子 さん
龍谷大学国際文化学部講師
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教員になって初めてわかること

浅羽:今、教える立場になって、指導教授のご苦労やありがたさを実感することはありますか。教える仕事も大変忙しいことと思います。研究と教育のバランスはどのように取っていますか。

教壇に立って初めて先生のご苦労が分かった

井出:会学部時代は大講義が多かったのですが、先生方は私語をする学生に大きな声で怒っておられました。私も例にもれず、後ろの席に座り、先生の話を聞くともなしに聞いていました。今、教壇に立って大講義を担当する立場になりますと、当時の先生のご苦労が良く分かります。

研究と教育のバランスを取るのが難しい

中根:まだ研究と教育のバランスを上手にとることができないのが、もっぱらの悩みの種。授業準備に時間がかかるので、春休みや夏休みでないと研究に手をつけられないのが現状です。

佐藤:僕は18時半までは先生として務めを果たし、それ以降は自分の研究をすると割り切っています。日中は、ひっきりなしに学生がやってきます。一緒に弁当を食べるのにもつきあいますよ。けれど18時半にはガチャッと扉を閉め、22時くらいまで自分の研究に集中します。

浅羽:これからキャリアを積み重ねていく中で、教育の比重は一層増すことでしょう。その中でメリハリをつけ、スイッチを変えられるというのは強みですね。

「拾って」もらった恩を返したい

浅羽:中戸さんは参加者の中で唯一、母校である立命館大学に戻り、教鞭を執っています。他のみなさんは、いずれは母校に戻りたいという気持ちをお持ちですか。

中根:今は何より「拾って」いただいた龍谷大学へのご恩がありますので、とにかくその恩を仕事で返したい気持ちで一杯です。

佐藤:僕も同じです。また、ゼミ生を指導する立場になると、就職が決まるかどうか、無事に卒業できるかどうか、面倒をみたいと思うようになります。

 
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