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ゲスト講義実施報告(国連レジデント・コーディネーター事務所:JOP ウォルシュ佑衣様)

「プロフェッショナルワークショップ」(担当教員:石川幸子先生)の授業にて、国連レジデント・コーディネーター事務所に勤務されているウォルシュ佑衣さんにゲスト講師としてオンラインにて講義を行っていただきました。

Walsh結依(旧姓 田中)さんは、立命館大学 国際関係学部の卒業生で、現在、バンコクの国連駐在調整官事務所でJPOとして活躍されています。
講義は、Walshさんご自身がどのような経歴を辿って国連に就職したのかというお話と共に、現在の仕事の内容、並びに今後、国際協力の道に進みたいと考えている後輩たちへのアドバイスなど、盛沢山のお話を伺う機会となりました。

Walshさんの原点は、慶祥高校時代に尋ねたベトナムで物乞いをする子供たちを目の当たりにしたことだということでしたが、これがまさに人生を変える「るつぼ体験」であったそうです。JPOの試験を受けるまでには10年以上の歳月がありましたが、その間に、民間セクター、NGO、政府機関勤務を経験し、この多彩な経験とそこから生まれる柔軟な考え方が、JPO試験でも生かされたようです。現在の業務は、SDGsの進捗を可視化するためのUNINFOの立ち上げやGender equality and Women’s empowerment(平等推進ビジネスと女性の社会進出支援)だということですが、フィールド業務ではない代わりに、ハイレベルな会合にも参加できるという立場、及び育児との両立ができるポジションとのことで充実した毎日を送ってらっしゃるとのことです。他にも、国際協力に携わる方法についても具体的なポジションについて言及があり、国際機関に応募する方法についてはJPOが王道である等、適格なアドバイスをくださいました。

学生たちからは、多くの鋭い質問が投げかけられ、インタラクションで盛り上がった授業となりました。質問の一例として、UN内で赴任地が数年ごとに変わることをどう受け止めるのか、JPOの年齢制限ギリギリで受験したのは何故か、大学時代に休学してどのような経路でインターンのポジションを得たのか等、多岐にわたっていました。大学の先輩ということもあり、Walshさんの活躍の話は学生たちを大いに鼓舞したようです。