Liang LI

李 亮 教授

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所属学部
情報理工学部
職位
教授
専門
画像処理、バーチャルリアリティ、感性工学
担当コース
メディア情報コース
主な担当科目
信号処理、CG
研究分野・テーマ
画像処理、バーチャルリアリティ、コンピュータグラフィックス、可視化
過去の部活動
バスケットボール
得意な科目
英語、数学
苦手な科目
暗記科目
おすすめの書籍

ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか著者:ランドール・マンロー 訳者:吉田三知世 早川書房Head First C 頭とからだで覚えるCの基本著者:David Griffiths、Dawn Griffiths 訳者:木下哲也 発行所:オライリー・ジャパン 発売元:オーム社

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情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

立命館大学は国際相互理解を通じた多文化共生の学園として、国際教育に取り組んできています。特にグローバル時代を迎えた現在では、国際化に対応した人材の育成は非常に重要です。このような目標を実現するため、情報理工学部ではたくさんの国際教育・交流プログラムを実施しています。英語力だけでなく、異なる価値観、発想を互いに理解し、自分の研究分野、周囲の者、社会に対する見方に常に疑問を抱かせ、多様性を受け入れられるグローバルな考え方も身につけることができるのは情報理工学部の魅力です。

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。

画像処理、バーチャルリアリティ、およびその文化系分野への応用を中心として研究しています。例えば、バーチャルリアリティ技術を用いた祇園祭の山鉾巡行体験システムを開発しています。このシステムでは、3D CG、映像、音響、振動の情報を同期提示することにより、ドラえもんの秘密道具である室内旅行機のように、時間と空間の制限を超え、山鉾巡行をバーチャルで体験することができます。他にも、「テクスチャ画像と人間の感性」、「古典籍・浮世絵の画像データ解析」、「医用画像処理」などについて研究を行っています。

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

高名な教育思想家である孔子は、「学而不思則罔,思而不学則殆」(学びて思わざれば則ち罔く、思いて学ばざれば則ち殆し)という名言を掲げ、思考と勉強の関係を明らかにしました。基本的な知識を勉強する以外に、発想能力の養成も必要不可欠です。積極的に考えることにより、自ら問題を発見し、解決するための方策を見つけ、自らが学び行動する人間になれば、すばらしいことだと思います。

今、注目している技術・テクノロジーについて教えてください。

自動運転車という概念は新しいものではありませんが、近年Google Self-Driving Carの発表以来、自動運転車の研究開発は俄かに加速してきました。自動運転車はコンピュータビジョン、人工知能、センシングなど、種々の情報技術の集大成であり、これからもどんどん発展していくでしょう。トランスフォーマーのバンブルビーと一緒に出かけられる日も遠くないかもしれません。

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