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- 衣笠
・朱雀 - BKC
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※掲載のない研究科もありますのでご了承ください。
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衣笠 1
田中 悠美子(准教授)
法学研究科 -
衣笠 2
金澤 悠介(教授)
社会学研究科 -
衣笠 3
金児 真依(教授)
国際関係研究科 -
衣笠 4
鈴木 崇志(准教授)
文学研究科 -
衣笠 5
松本 保宣(教授)
文学研究科 -
衣笠 6
小田 裕和(准教授)
デザイン・アート学研究科 -
衣笠 7
岡田 万里子 (教授)
デザイン・アート学研究科 -
衣笠 8
石原 尚(教授)
デザイン・アート学研究科 -
衣笠 9
佐々木 冠(教授)
言語教育情報研究科 -
衣笠 10
酒井 隆史(教授)
先端総合学術研究科 -
朱雀 11
荒木 寿友(教授)
教職研究科 -
朱雀 12
神藤 貴昭(教授)
教職研究科 -
朱雀 13
沼田 あや子(教授)
教職研究科
教員お薦め本
民事訴訟法の論争伊藤眞, 加藤新太郎,山本 和彦著/2007年/有斐閣
田中 悠美子法学研究科 准教授衣笠 1
専門分野
民事訴訟法
- 推薦の言葉
- 本書は、高名な研究者と実務家が、民事訴訟法におけるいくつかの論争について鼎談の形で展開するものです。本書を読むことで、基本書や授業ではあまり詳しく触れられることのない民事訴訟法の歴史的な論争とその基礎にある思想を学ぶことができます。民事訴訟法をめぐる議論の面白さを伝えてくれる一冊です。
「ビックリハウス」と政治関心の戦後史: サブカルチャー雑誌がつくった若者共同体富永京子著/2024年/晶文社
金澤 悠介社会学研究科 教授衣笠 2
専門分野
社会学 (キーワード:計量社会学、数理社会学、社会意識論、社会階層論、社会関係資本論、コモンズ論)
- 推薦の言葉
- サブカルチャー雑誌を分析することで見えてきたのは、「人それぞれ」のあり方を大事にするがゆえに、あえて政治から距離をとろうとする若者たちの姿だった。雑誌という身近なメディアの分析を通じて社会のありかたを解明したい人はぜひ読んでみてください。
国際法: シナリオからはじまる根岸陽太 [ほか]著/2026年/弘文堂
金児 真依国際関係研究科 教授衣笠 3
専門分野
国際人権法(無国籍法・難民法)、国籍法、強制移住学
- 推薦の言葉
- これまで読んだ国際法の教科書の中で最もわかりやすく実用的、しかもコンパクトです。「法源」や「管轄権」といった難解な概念も、秀逸な比喩や具体例、図解等で明快に解説。シナリオを通じた「各論」から「総論」「発展」へ進む斬新な構成もあり、まさに国際法の保護護を最も必要とする無国籍者や難民等が冒頭で扱われていることにも、心をつかまれました。
プラトンの哲学藤沢令夫著/1998年/岩波書店(岩波新書)
鈴木 崇志文学研究科 准教授衣笠 4
専門分野
哲学・倫理学 (キーワード:哲学、倫理学、現象学)
- 推薦の言葉
- 古代ギリシアの哲学者プラトンは「対話篇」という形式で、「イデア論」という不思議な思想を残したことで知られています。本書ではこのプラトンの哲学が、謎解きをするように丁寧に読み解かれていきます。私も学生のころに本書を読み、哲学の文献研究の魅力を感じました。
長安の都市計画妹尾達彦著/2001年/講談社(講談社選書メチエ)
松本 保宣文学研究科 教授衣笠 5
専門分野
東洋史 (キーワード:唐代政治制度、中国中世史)
- 推薦の言葉
- 隋と唐、二つの王朝の首都であった長安は、日本の平城京・平安京のモデルとして知られます。そして平安京は現在の京都へと受け継がれています。そのプランと構造は、「天の息子として世界に君臨する」中華皇帝に相応しい仕掛けと理念に満ちています。近くて遠い古の文明を覗いてみましょう。
未来を創るストラテジックデザイン: 新しい価値の構想に向けた、戦略としてのデザイン入門ジャンルカ・カレッラ、フランチェスコ・ズーロ編著;羽山康之訳/2025年/ビー・エヌ・エヌ
小田 裕和デザイン・アート学研究科 准教授衣笠 6
専門分野
ストラテジックデザイン、ワークショップ・ファシリテーション
- 推薦の言葉
- 多様なアクターからなる企業や地域・社会において、デザインは単に価値あるアイデアを生み出すことに留まらず、人々のアイデンティティや世界の見え方そのものを豊かに問い直すことを支援しています。こうしたデザインのあり方に関する「入口」として、とてもよくまとめられた書籍です。
忘れの構造戸井田道三著/2024年(新版)/筑摩書房(ちくま文庫)
岡田 万里子デザイン・アート学研究科 教授衣笠 7
専門分野
身体表現、音楽、芸能文化
- 推薦の言葉
- 「コンピューターというのは、ひどく不自由なものらしい。一度入れたデータを忘れることがない。(中略)人間は、忘れるという無意識の選択でデータを廃棄する」(69頁)。伝統芸能を見つめてきた著者が「忘れ」から人間を読む示唆に富んだ評論集。
ぼくには数字が風景に見えるダニエル・タメット著;古屋美登里訳/2007年/講談社
石原 尚デザイン・アート学研究科 教授衣笠 8
専門分野
アンドロイドロボット工学
- 推薦の言葉
- 6は小さな黒い点、9は無限に広がる青に見える。数字や文字列に色や質感が伴う「共感覚」を備え、2万桁の円周率を鮮やかな風景として記憶できる著者の自伝です。人を模した感覚世界を持つアンドロイドロボット開発のために人を知ろうとこの本を読み、自分の感覚に対する認識が根底から揺らぐ衝撃を受けました。世界と人を見る目が変わる一冊です。
言語学者、生成AIを危ぶむ: 子どもにとって毒か薬か川原繁人著/2005年/朝日新聞社出版(朝日新書)
佐々木 冠言語教育情報研究科 教授衣笠 9
専門分野
言語学
- 推薦の言葉
- この本では、タイトルからわかるように子どものAI使用についての慎重論が展開されています。その論拠は「言語とは何か、そして何ではないか」という言語の本質から導き出されます。言語学や哲学の観点から言語について考えたい人にお勧めの一冊です。
ルイ・ボナパルトのブリュメール18日カール・マルクス著;植村邦彦訳/2008年/平凡社(平凡ライブラリー)
酒井 隆史先端総合学術研究科 教授衣笠 10
専門分野
社会思想史・都市研究
- 推薦の言葉
- マルクスといえば『資本論』ですが、この本は、歴史家・ジャーナリストとしてのマルクスの傑作とされています。観察、分析、洞察、そして不朽の文体、いずれも超一級のテキストです。ここで対象となる政治力学は、ファシズムの原型ともいわれます。アクチュアルな意味も失っていません。
マインドセット : 「やればできる!」の研究キャロル.S.ドゥエック著;今西康子訳/2016年/草思社
荒木 寿友教職研究科 教授朱雀 11
専門分野
教育学、教科教育学 (キーワード:道徳教育、ワークショップ、教育方法学、国際教育)
- 推薦の言葉
- 「能力は生まれつき決まっている」と思っていませんか。本書は、失敗や努力をどう捉えるかによって、人の学びや成長が大きく変わることを示した研究です。日本のみならず世界の教育改革に影響を与えた一冊。身近な経験から、人が成長する仕組みを研究する面白さに触れてみてください。
僕に方程式を教えてください: 少年院の数学教室髙橋一雄, 瀬山士郎, 村尾博司著/2022年/集英社(集英新書)
神藤 貴昭教職研究科 教授朱雀 12
専門分野
教育心理学 (キーワード:教育心理学、ストレスと対処、教授・学習過程、相互行為、メンタリング、動機づけ)
- 推薦の言葉
- 中高生のころ「どうして数学(あるいは他の教科でも)を勉強しなければならないのか」と多くの人が思ったことでしょう。大人や教育への不信感をもっている子どもにとってはなおさらではないでしょうか。本書を読むと、学ぶことの意味、教育の役割に関して、その根本を考えることになるでしょう。
質的研究法マッピング: 特徴をつかみ、活用するためにサトウタツヤ, 春日秀朗, 神崎真実編/2019年/新曜社
沼田 あや子教職研究科 教授朱雀 13
専門分野
臨床教育学、発達心理学、ジェンダー
- 推薦の言葉
- 人間を対象とした研究において、時間をかけて記録したデータをどのように分析したらいいか、多くの学生・院生が悩みます。まず「どんな理論に基づいて人間を見ているのか」「なにを明らかにしたいのか」を一生懸命考えてみてください。そのあとにこの本にあるマッピングを見ると、ありがたくて感動します。
そのビジネス、経済学でスケールできます。ジョン・A・リスト著;高遠裕子訳/2023年/東洋経済新報社
李 翠盈経済学研究科 准教授BKC 14
専門分野
政策評価、環境経済、開発経済、応用経済
- 推薦の言葉
- 小規模な実験で効果があった政策は、対象を広げても機能するのでしょうか。本書は教育、省エネ、ヘルスケアなどの事例から、成果を社会へ広げると効果が弱まる理由を読み解きます。タイトルに「ビジネス」とありますが、ビジネスに限定されず、政策評価・行動経済学・応用経済学など多分野の研究成果や政策の社会実装・規模拡大を考える本です。政策評価の「効いたか」から、開発・環境政策の「どこで、誰に、どの規模まで効くか」へ。応用経済学で現実の政策課題を考える面白さに触れられる内容です。
健康寿命をのばす太ってていい超かんたんシニア筋トレ真田樹義著/2025年/創元社
真田 樹義スポーツ健康科学研究科 教授BKC 15
専門分野
応用健康科学
- 推薦の言葉
- マンガ、エビデンス、実践運動の3つが詰まった高齢者のための筋トレ本です。高齢者は太っている方が元気で長生きします。体脂肪を減らすよりまず筋肉をつける。運動と健康に関して常識が覆る36本の参考文献をわかりやすく実社会につなぐ本としてお勧めします。*ジャーナルは推薦図書の参考文献の1つです。
分子運動生理学入門【第2版】Adam P.Sharples,James P. Morton, Henning Wackerhage編著;中里浩一監訳/2024年/NAP
村上 晴香スポーツ健康科学研究科 教授BKC 16
専門分野
行動生理学、健康科学、運動遺伝学、栄養学
- 推薦の言葉
- 運動すると、私たちの身体の中では何が起こるのでしょうか。そんな疑問や興味をもつ方にお勧めの一冊です。本書では、運動によって生じる身体の変化を分子生物学的な観点から掘り下げ、幅広いエビデンスと最新の研究知見に基づいて分かりやすく解説しています。これから運動生理学を学び、研究を始めようとする学生に最適な入門書です。
シリーズ日本列島の三万五千年:人と自然の環境史(全6巻)湯本貴和編/2011年/文一総合出版
鎌谷 かおる食マネジメント研究科 教授BKC 17
専門分野
歴史学(日本史)
- 推薦の言葉
- このシリーズ本は、編者の湯本貴和氏が、総合地球環境学研究所で実施した研究プロジェクト「日本列島における人間-自然相互関係の歴史的・文化的検討」の研究成果として刊行されたものです。人間と自然の相互関係を一つの学問領域にこだわらず学際的な研究で解明しようとした画期的な研究です。歴史学を専門とする私にとっても刺激的な研究でした。この研究の影響もあり、その後自身も学際的な研究、異分野研究に興味を持ち、さまざまな研究プロジェクトに参加しています。それらの成果として、『気候変動から読みなおす日本史』(全6巻/鎌谷は1・5・6巻の編集を担当)があります。
おしゃべりな糖 : 第三の生命暗号、糖鎖のはなし笠井献一著/2019年/岩波書店
武田 陽一生命科学研究科 教授BKC 18
専門分野
糖質化学、脂質化学
- 推薦の言葉
- 生命科学を研究すると、どこかで出会う糖鎖ですが、一般的な認知度は高くありません。本書では生体内で裏方として巧みに働く「おしゃべりな」糖の役割がわかりやすく解説されています。これから目にする機会が多くなりそうな「糖鎖」について知るための入門書として最適な一冊。
植物はなぜ薬を作るのか斉藤和季著/2017年/文藝春秋社(文春新書)
北村 雅史薬学研究科 准教授BKC 19
専門分野
生薬学、分子生物学 (キーワード:生薬学、薬用資源学、分子生物学、薬用植物学、法科学)
- 推薦の言葉
- 身近な植物が生み出す「薬」は、私たちの暮らしに欠かせないものです。本書は、そもそもなぜ植物が薬となる物質を生み出すのかを、植物そのものの視点に立って、わかりやすく解き明かしてくれます。薬学を志す人はもちろん、分野を問わず、あらゆる学生にぜひ手に取ってほしい良書です。
地方財政の新しい地平 : 「人と人のつながり」の財政学森裕之著/2024年/自治体研究社
石川 伊吹政策科学研究科 教授OIC 20
専門分野
戦略経営論、企業者論など
- 推薦の言葉
- 「孤立」を単なる個人の問題と捉えず、健康リスクや社会保障費の増大という観点から直視する必要性が高まっています。幸福な社会を築くには、「人とのつながり」を柱とした政策形成が欠かせません。本書では、数値化しづらく軽視されがちなこの課題に対し、財政学の視点からアプローチし、北海道釧路市などの具体例を交えながら、社会の分断を防ぎ、課題解決へと向かうための新たな道筋を提示しています。
<論文>藤健一「撮影行動の分析」日本分析学会編『行動分析学研究』第1巻(1986年)、22~30頁所収
中鹿 直樹人間科学研究科 教授OIC 21
専門分野
社会福祉学, 実験心理学, 特別支援教育 (キーワード:応用行動分析学、実験的行動分析、対人援助学、障害者の就労支援)
- 推薦の言葉
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写真を撮る行為を行動分析学の枠組みから分析した論文です。強化スケジュールという動物実験で知られる理論を日常行動に適用した点が興味深いです。現在とは撮影を取り巻く状況が異なりますが、心理学は日常と理論が密接に結びついていることを教えてくれます。
ホラーの哲学 : フィクションと感情をめぐるパラドックスノエル・キャロル著;高田敦史訳/2022年/フィルムアート社
天野 圭二映像研究科 教授OIC 22
専門分野
経営学、経済事情、情報文化、デジタル人文学
- 推薦の言葉
- なぜ私たちは怖がりながらもホラー映像に惹かれるのか?身近なコンテンツの疑問を論理的に解き明かす本書は、映像の魅力を「問い」に変える研究の面白さを教えてくれます。好きな表現を深く掘り下げる学問の楽しさに触れ、大学院での探究の第一歩を感じてください。
融けるデザイン : ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論渡邊恵太著/2015年/ビー・エヌ・エヌ新社
泉 朋子情報理工学研究科 教授OIC 23
専門分野
ヒューマンインタフェース、認知工学、情報デザイン、思い出工学、感性工学
- 推薦の言葉
- 本書では、人が道具やコンピュータをどのように感じ、どのように操作するのかを考えながら、新しいインタラクションを生み出す研究の面白さが紹介されています。道具が身体の一部のように「融ける」感覚を手がかりに、ヒューマンインタフェース研究の魅力に触れられる一冊です。
実務で使える数理最適化の考え方: 基礎から学ぶモデリング伊藤元治、富塚健志、藤井浩一、松岡勇気著/2025年/オーム社
大澤 潤テクノロジー・マネジメント研究科 准教授OIC 24
専門分野
マイクログリッド、スマートグリッド、モビリティ、エネルギーシステム、環境技術・政策、資源循環、最適化、シミュレーション
- 推薦の言葉
- 多数の選択肢の中から、時間やお金などの制約を満たす最も良いものを見つけるのが数理最適化です。これは、「限られた予算で満足度の高い買い物をしたい」、「時間内にできるだけ多くの観光地を回りたい」など皆さんの身近な問題にも適用できる考え方です。本書は、その考え方を基礎から解説します。現実の問題を自分の手で解く面白さに触れてみてください。
会計記録の研究工藤栄一郎著/2015年/中央経済社
田中 伸経営管理研究科 教授OIC 25
専門分野
会計学
- 推薦の言葉
- 会計は、企業などの組織が行う経済活動を数値として測定・記録し、その結果を利害関係者に報告して意思決定に役立てるための一連の仕組みを指し、ビジネスの共通言語ともいわれる。会計の歴史を紐解くと、人類の歩んできた歴史にちかいものがある(という説がある)。このような歴史をみると、単なるビジネスのツールとしてだけではない会計の面白さに触れられる良書といえる。簿記の計算をみてつまらないなと思わずに、このような歴史にも触れてみてはいかがだろう?
























