E群学際総合科目

 現代社会に必要な課題をテーマとし、学際的総合的な知の構築をめざし、とりわけ学生の主体的な授業参加を重視する科目群。既存の学問分野を超えた、また各分野にまたがるテーマで、講義だけでなくグループ学習などを取り入れた多様な授業方法で展開する参加型の授業をめざします。現代的学際的なトピックを扱う「特殊講義」、小集団での調査・研究・討議・発表などを通じて学生が主体となって学びあうことをめざす「教養ゼミナール」などから成ります。

開設科目名、配当回生および概要・到達目標

※一部の学部は以下の科目群・分野の構成を適用していません

教養ゼミナール

1回生以上

教養ゼミナールは、担当教員がそれぞれの専門をもとにテーマを設定し、調査・研究・発表・討議など、学生が主体となって行う小集団の教養科目です。教養ゼミナールでは、学部・回生を異にする学生間での意見交換や学びあいにより、異なる専門からの知的刺激を受けて諸問題を複眼的に見る力を涵養し、より広い視野で自らの専門を見ることができる人間になることを目指します。

1. 自分の専門を超えて、複眼的で多面的にものごとを理解し、考えることができる。
2. 専門を越えた学生同士で共同作業を行うことにより、自らの専門への自覚を高めるとともに、他の専門の特色と意義を理解する。
3. 主体的に学ぶことと共に学ぶことの意義と方法を身につける。

ピア・サポート論

2回生以上

本学では、学生同士による学生支援のシステムが様々な分野で展開され、双方の成長を図っていく視点から、ピア・サポートの取り組みが蓄積されてきました。特に、初年次における学生支援の一環として、高校から大学へと学びの転換を図っていくうえで、ピア・サポーターの果たす役割は大きいのです。ここで活躍するピア・サポーターを育成するに留まらず、相互支援による学びのコミュニティの裾野を広げていくために、ピア・サポートの理念・目的をはじめ、コミュニケーション能力や課題解決能力の習得、自大学の歴史や基本的な青年期発達理論への理解が必要となります。本授業は、グループワークの手法を活用した演習と講義を組み合わせて行うことで、ピア・サポートに求められる知識、技能、実践力の獲得を目指します。

(知識・理解)
1.青年期の発達理論や現代大学生の特徴をふまえ、ピア・サポートの理念や目的、意義について理解し説明することができる。
2.本学におけるピア・サポートの理念・目的や、各種ピア・サポート(オリター制度、ES、TA制度等)の歴史、仕組みを理解し説明することができる。

(関心・意欲・態度)
ピア・サポートについて自ら学ぶ態度を持ち、講義や演習を通して得た知識や経験を学生生活の様々な場面におけるピア・サポート等の取り組みに生かそうとする。

(技能・表現)
コミュニケーションや課題解決等の技能を習得し、必要な場面で実際に活用することができる。

異文化間テーマ演習

1回生以上※

※2016年度以降入学生対象

現代の政治、経済、文化、社会状況等について書かれた文章や統計資料をもとに、討論や調査分析・発表等をとおして、他文化・多文化についての理解を深めるための演習科目。正規レベルの日本語力を有する正規留学生と日本人学生の協働学習を想定する。

他文化・多文化についての社会状況を多角的に観察・分析する力を身に付け、社会や文化を相対視できるようになる。
★科目紹介のチラシはこちら→

単位互換科目

1回生以上

 

APU交流科目

2回生以上

 

特殊講義

1回生以上