第74回ミニ企画展
夏休み企画 「紙芝居」
紙芝居『少国民進軍歌』
開催趣旨
紙芝居は、今から80年ほど前から日本各地で子どもたちに親しまれてきました。自転車でやってきて、荷台に乗せた紙芝居を上演するおじさんの姿が多く見られた時期もあり、紙芝居はいつも身近にある子どもたちの楽しみでした。
しかし、そんな紙芝居が別の目的に利用された時代もありました。日中戦争が始まった1937年頃から1945年までの間、紙芝居は人々を戦争に協力させるための道具として使われていました。本展は、そうした“国策紙芝居”を含む当館収蔵資料約50点の展示を通して、国策紙芝居には何が描かれていたのか、どのように人々を戦争へ協力させていったのかを考えていただく機会と考え、企画したものです。
また本展の製作には2012年度博物館実習生も参加しており、本学映像学部の学生4名が実習の一環として作成した映像を用いた、戦時中の紙芝居上演空間の再現などもあります。
※国策紙芝居・・・国の政策(特に戦争)の宣伝をして協力させることを目的に作られた紙芝居のこと。
会 期 | 2012年7月21日(土)~8月26日(日) |
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会 場 | 立命館大学国際平和ミュージアム 2階ミニ企画展示室 |
時 間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日 ただし8/6(月)は臨時開館 |
参観料 | 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円) *上記( )内は20名以上の団体料金です。※常設展もあわせて見学いただけます。 ※第32回平和のための京都の戦争展 期間中【7/31~8/6】は小・中 学生の方は無料です。 |
主催 | 立命館大学国際平和ミュージアム |
問合せ先 | 立命館大学国際平和ミュージアム(TEL:075-465-8151) |