第62回ミニ企画展
第16回ミュージアムロード参加企画
「資料で見る京都の観光と絵葉書」

「絵葉書：慰問・モンペ　中原淳一筆」
（昭和初期）

開催趣旨

　現在の京都の町並みや観光都市としての京都の姿は、20世紀初頭には出来あがっていました。
今展では、国際平和ミュージアムが収蔵する絵葉書を通して、明治期から昭和10年代の京都の様子を
紹介します。
　絵葉書は日露戦争期に普及し、まだ写真が希少な時代に記念品や報道メディアとしても人気を
呼びました。当時の絵葉書の中には、名勝案内から総力戦を反映したものまで様々な京都の姿が
うかびあがります。
レトロな京都の姿を紹介すると同時に、京都と戦争の関係について考える機会になればと思います。

※本展は、京博連（京都市内博物館施設連絡協議会）主催「第16回ミュージアムロード」の参加企画で、
「おこしやす！京のほんまもん巡り」をテーマに期間中、京都市内の博物館・美術館がさまざまな展示や体験企画を展開するものです。
本館は2006年度から当企画に参加、今回は絵葉書をテーマに展示を行います。

　期間中、ミニ企画展示のアンケートにご協力いただいた方に、立命館大学110周年記念オリジナル
グッズをプレゼントいたします！！！（なくなり次第終了）