ベルタ・フォン・ズットナー展
開催趣旨
ベルタ・フォン・ズットナー(※)は、ダイナマイトの発明者ノーベルの秘書として平和問題に熱意を持ち、1889 年、有名な『武器を捨てよ!』という小説を書きました。ベルタの平和への熱意は、ノーベルが「平和賞」を設定する源になったと言われます。ベルタは、1905 年、女性初のノーベル平和賞受賞者となりました。
本展では、パネルや資料を通じて彼女の生涯を紹介し、平和や人権に対する取り組みについて考えるきっかけとすることを願って開催いたします。
(※)Bertha von Suttner (1843-1914)
19 世紀末から20 世紀初めにかけて活躍したオーストリアの作家・平和運動家。
オーストリアやドイツに平和協会を設立し、ハーグ平和会議(1899, 1907)をはじめ、
様々な国際平和会議で活躍。
またノーベルの秘書をつとめ、彼が平和賞を創設するうえで大きな思想的影響を与えた。
1905 年女性で初めてノーベル平和賞を受賞。
ヨーロッパでは「平和運動の母」として、オーストリアの2ユーロコイン硬貨に肖像が刻まれている。
会 期 | 2011年8月10日(水)~8月28日(日) |
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休館日 | 月曜日 |
時 間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
会 場 | 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール |
参観料 | 無料 ※常設展をご見学いただく場合、別途入館料が必要です。 |
主 催 | 立命館大学国際平和ミュージアム |
関連企画 | ◎8月20日(土)公開記念講演会 |