ジミー・ツトム・ミリキタニ回顧展
―日系人強制収容所と9.11を体験した反骨のホームレス画家―

 

2012年度春季特別展「放射能と人類の未来」ポスター画像 ミリキタニ会場の様子
Mother and Baby
(画像提供:ジミー・ツトム・ミリキタニ & リンダ・ハッテンドーフ)
会場の様子


開催趣旨

 映画『ミリキタニの猫』で知られるジミー・ツトム・ミリキタニ(1920-2012)は、第二次世界大戦中のアメリカ合衆国でツール・レイク収容所へ送られ、強制収容を体験しました。晩年にはニューヨークでホームレスとなりながらもアーティストとして生き、路上で作品を描いて売る生活を送る時期もありました。本展では、ミリキタニ作品30点を展示し、在米日本人・日系人強制収容、故郷広島の被爆など彼がその人生の中で直面した歴史についても解説します。厳しい体験の中でもユーモアを持ち続けて描いたかわいい猫や、収容所、9.11事件などの作品を通して、歴史の傷が個人に与える深い影響やそれに立ち向かう力についても考える機会となることを願っています。

 

同時開催
特別企画展示「丸木スマ展―生命(いのち)をみつめて―」

⇒丸木スマ展ページ

会 期 2013年5月14日(火)~7月20日(土)
休館日 月曜日(ただし7月15日(月・祝)は開館)、7月16日(火)
時 間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
会 場 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
※特別企画展示は2F展示室内で開催
参観料 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
上記( )内は20名以上の団体料金です。※常設展もあわせて見学いただけます。
※国際博物館の日(5月18日、5月19日)は入場無料です。
主 催 立命館大学国際平和ミュージアム
監修・協力 米山 裕(立命館大学文学部教授)
協 力 ウィング・ルーク博物館(アメリカ)、原爆の図 丸木美術館、
リンダ・ハッテンドーフ、広島市市民文化局文化スポーツ部文化振興課、
米山裕、山根和代
後 援

京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、
京都市内博物館施設連絡協議会、KBS京都、朝日新聞社、
京都新聞社、毎日新聞社、読売新聞大阪本社

関連企画

◎6月15日(土)公開記念『ミリキタニの猫』上映会とカフェ
時間:12:00~14:00
場所:立命館大学 衣笠キャンパス 充光館 地階 301教室
映画:『ミリキタニの猫』(監督:リンダ・ハッテンドーフ 2006年 アメリカ)
解説:米山 裕(立命館大学文学部教授、アメリカ史・日系移民史、
立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)
「第二次世界大戦による在外日本人の強制退去・収容・送還と戦後日本の社会再建に関する研究」代表)
⇒衣笠キャンパスマップ(立命館大学HPへ)
●参加無料、事前申込み不要

 


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