KYOTOGRAPHIE共同企画
WILL:意志、遺言、そして未来―報道写真家・福島菊次郎

KYOTOGRAPHIE共同企画   WILL:意志、遺言、そして未来―報道写真家・福島菊次郎  

 

開催趣旨

 戦後、10年以上にわたり原爆症に苦しむ家族を記録した作品により報道写真の世界へ入った福島菊次郎は、全共闘運動、三里塚闘争、自衛隊と兵器産業、環境問題など多岐にわたるテーマで激動する時代を写真に収めてきました。権力に迎合しないことを信念に撮り続けた写真は、戦後の日本が歩んできた道、残してきた課題を私たちに伝えています。本展はこれまで700を超える会場にて展示された福島自作のパネルによる写真展です。

福島菊次郎〔1921-2015〕
山口県生まれ。1961年「ピカドン ある原爆被災者の記録」で日本写真批評家賞特別賞を受賞。プロの写真家として総合雑誌グラビアに約3,300点を発表。1982年、第一線を離れ瀬戸内海の離島で自給自足生活をするが、1988年病のため断念。1989年から自作のパネルで写真展の巡回を始める。94歳で亡くなるまで精力的に活動した。
【主な著作】
『ピカドン ある原爆被災者の記録』1961、東京中日新聞/『迫る危機 福島菊次郎遺作集 自衛隊と兵器産業を告発する!』1970、現代書館/『原爆と人間の記録』1978、社会評論社/『証言と遺言』2013、DAYSJAPAN

 

会 期 2016年4月23日(土)~5月29日(日)
※5/14(土)、15(日)は国際博物館の日のため無料公開
休館日 月曜日、4月30日(土)、5月6日(金)
時 間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
※会期中の金曜日はFriday Night Museum実施により、特別展のみ19:00まで延長開館します。
(入館は18:30まで)
会 場 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
参観料

大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
※ 上記( )内は20名以上の団体料金です。
※ 常設展もあわせて見学いただけます。
※ KYOTOGRAPHIEパスポートの提示にてご覧いただけます。
ただし、常設展をご覧いただく場合には参観料をお支払いください。
※「チケットぴあ」「イープラス」で購入したKYOTOGRAPHIEパスポートeチケットは引換券です。
 当会場を除くパスポート販売会場にて事前にお引換えください。

⇒詳細はこちら(外部リンク)

主 催 立命館大学国際平和ミュージアム
共同企画 KYOTOGRAPHIE実行委員会
後 援 京都府、京都府教育委員会、 京都市内博物館施設連絡協議会、KBS京都、朝日新聞社、京都新聞、毎日新聞社、読売新聞社
関連企画

ギャラリートーク

日 時:4月23日(土)11:00~11:30
会 場:国際平和ミュージアム 中野記念ホール
福島菊次郎と多くの活動を共にしたフォトジャーナリスト那須圭子によるトークを行います。
※直接会場へお越しください。
※入場には参観料が必要です。
⇒ギャラリートークの様子はこちら

映画上映会&監督トーク
「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」
(監督:長谷川三郎、製作:Documentary Japan.104 co ltd、2012年)

日  時:2016年5月14日(土)13:00~15:30(12:30開場)
会  場:アンスティチュ・フランセ関西ー日本 稲畑ホール

※時間と場所が変更になりました
映画上映の後、長谷川三郎監督と川村健一郎教授(本学映像学部)のトークセッションを行います。
※参加費無料、申込不要

映画の詳細はこちら(外部リンク)
⇒上映会&トークセッションの様子はこちら

 

⇒5月14日映画上映会&監督トークイベントチラシのダウンロードはこちら(PDF)

⇒イベントの会場と開始時間変更についてはこちら(PDF)

 

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016

京都市内の歴史的建造物、町家、文化施設など10数箇所を会場に開催する国際的な写真祭です。4回目を迎えた今年は「Circle of Life いのちの環(わ)」をテーマに国内外の作家が参加します。

詳しくはこちら(外部リンク)

 

同時開催 堀川御池ギャラリー会場

会  期:2016年4月23日(土)~5月22日(日) 月曜休館
開館時間:11:00~19:00

 

 

 


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