夏休み親子企画「へいわ」ってなに??2014開催しました!!

夏休み親子企画「へいわ」ってなに??2014開催しました!!

7月26日(土)、夏休み親子企画「『へいわ』ってなに??2014」を開催しました。
今回は、「明子さんのピアノで奏でる演奏会―被爆し傷ついた故河本明子さんのピアノ―」と題して、原爆で傷ついたピアノの音色から親子で平和について考える企画となりました。

このピアノを弾いていた河本明子さんは、1945年8月6日、学徒動員の作業中に被爆し、翌日7日に19歳の若さで亡くなりました。
爆心地から約3キロの河本さん宅にあったピアノは、延焼を免れましたが、爆風で無数のガラスが突き刺さり、今もガラス片や傷跡が残っています。

今回は、一般社団法人HOPEプロジェクトと、ピアノ調律師・坂井原 浩さんのご協力のもと、このピアノを使った演奏会が10:30からと13:30からの2回行われました。

まず、一般社団法人HOPEプロジェクトの二口 とみゑさんから、河本明子さんとピアノに関するエピソードなどについてお話をいただいた後、安斎育郎名誉館長によるクイズを交えた原爆についてのお話がありました。

その後の演奏会では、小学生や、附属校の中学生・高校生、職員など合計11名が演奏しました。被爆や歳月を感じさせない優しく美しい音色がミュージアムロビーに響き渡り、参加した子どもたちや保護者の方は、奏でられたメロディーに耳を澄ませていました。

演奏会の後は、参加されたみなさんに、実際に明子さんのピアノに触れていただくこともできました。

当日は、10:30~、13:30~の2回演奏会を行い、小学生8名、保護者ほか89名の合計97名の参加者がありました。

たくさんのご参加ありがとうございました!!

原爆で傷ついた明子さんのピアノ

▲ 原爆で傷ついた明子さんのピアノ

 

HOPEプロジェクト・二口さんのお話

▲ HOPEプロジェクト・二口とみゑさんのお話

 

ピアノ演奏の様子

▲ ピアノ演奏の様子

バイオリンとピアノの演奏

▲ バイオリンとピアノの演奏


安斎名誉館長のお話

▲ 安斎名誉館長のお話



被爆ピアノに触れる参加者のみなさん

▲ 被爆ピアノに触れる参加者のみなさん


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