全日空「航空・観光概論」 『成長著しい航空貨物』
5月30日(火)、衣笠キャンパスにて、国際関係学部講義「航空・観光概論」第8回『成長著しい航空貨物』を、ANA総合研究所の研究員である功力義雄氏が行った。
功力氏は多くの資料を用いて、今後20年で約3倍に成長し、旅客を上回るという航空貨物市場について講義を行った。また航空貨物を切り口に世界経済の動きなどを説明した。学生は、普段は直接触れることの少ない、貨物機能としての航空の話に熱心に聞き入っていた。
社会で実際に働く立場から、要点を絞って発言することや、情報を多面的に見て判断する能力が必要、といった学生へのアドバイスもあった。
本講義の受講生、白花京子さん(国際関係4回生)は「航空や旅行業界に興味があって受講しています。航空業界の裏側が分かって面白いです」と感想を述べた。
功力氏の講義は今回で終了。功力氏は「この講義をきっかけに、航空業界に関心を持ってほしい。また、人から言われて勉強するのではなく、自分から学んでいってほしい」と学生にメッセージを送った。次回からは同研究所の服部良一氏が講義を担当する。
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