講演するANA総合研究所の功力義雄氏 (第1回オリエンテーション)
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全日空「航空・観光概論」開講
国際関係学部では、4月11日(火)より全日本空輸株式会社(ANA)の協力により、「航空・観光概論」を開講している。本講義では、ANA総合研究所の研究員の服部良一氏らを講師陣として迎え、航空産業論の入門編として、国際航空の法的枠組みや航空政策、航空市場の概説を行う。また、旅客業だけでなく世界の航空貨物産業や旅行・観光業についても包括的に説明する。
全15回の授業を服部氏ら3人の講師で担当し、1回目(4/11)のオリエンテーション講義に続き、第2回目(4/18)の講義では、ライト兄弟の初飛行から始まる航空の歴史と民間航空の発展と航空機の発達についての解説、第3回目(4/25)の講義では国際的な航空条約や日本の航空法、航空協定についての説明が行われた。講師陣は、「この講義そのものは就職と直結するものではないが、受講生が海外事業所を数多く持つ国際的な企業の事業展開や戦略とその業界をとりまく環境について学ぶことができ、今後の企業研究や業界研究に役立つようにしたい」と述べ、意欲を見せた。6月以降の中盤頃には、ゲストスピーカーとして、現在実務を行っている乗務員などによる講義も盛り込まれる予定。
この講義は、立命館大学初の航空実務担当者による講義であり、航空業界への強い興味・関心を反映し、受講生数400名にのぼる人気講義となっている。
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