政治家養成塾(大阪再生塾)が立命館アカデメイア@大阪で開講
6月27日(火)、立命館アカデメイア@大阪にて政治家養成塾(大阪再生塾)を行った。第1回目は、福岡政行客員教授のコーディネートのもとで、衆議院議員逢坂誠二氏の講演があった。
講義の前半では福岡政行氏が講演を行い、「『である』価値より『する』価値が大事。国会議員『である』・公務員『である』では意味が無い。何を『する』かが大切だ」と講演を行った。その後、前ニセコ町長で現在衆議院議員である逢坂誠二氏の講演会が行われた。
逢坂誠二氏は冒頭で、印象に残っている映画として黒澤明監督1952年の作品「生きる」を挙げ、「この映画はとても印象に残っている。1983年にニセコ町町役場に勤務したが1952年のこの映画と何も変わっていなかった。」と公務員の仕事のあり方について講演。地域住民の満足度を決定するのは公務員の仕事の内容の密度であると話した。
また、「1000円で200円の商品を買えば800円戻ってくる。市場においてサービスと対価がイコールなのは当たり前のこと。しかし、サービス=対価ではないものがこの世の中に一つある。それは税金(政府)だ。政治のひとつの役割は、政府、市場および社会力の3つを分野、地域、時代に応じた按配を図ることだ」と政治の役割についても講演。聴講者たちは熱心にメモを取っていた。
最後に、「今の行政のキーワードである『自立』と『効率性』とは何か」と逢坂氏から考える課題が与えられ、第1回目の政治家養成塾は終了した。
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