立命館大学
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会場の様子

左から司会の樋原伸彦助教授、吉川登氏、
堀主知ロバート氏、中山豪氏

学生ベンチャーコンテスト キックオフ・イベント パネルディスカッション「出て来い。時代のイノベーター達。」開催

 10月6日(金)、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)において、第3回立命館大学学生ベンチャーコンテスト・滋賀県南部振興局学生ビジネスプランコンテストのキックオフ・イベントとなるパネルディスカッション「出て来い。時代のイノベーター達。」を開催した。

 学生ベンチャーコンテストとは、立命館大学が琵琶湖南部エリアにおける大学発新産業創出を目指し、開催しているイベントで、今年で第3回目を迎える。パネルディスカッションでは、現在ベンチャー業界の前線で活躍している3氏がパネリストとして招かれ、参加者に自身の経験やベンチャービジネスにかける思い等を取り交ぜた熱いメッセージを送った。

 まずPhase1のパネルディスカッションでは、参加者からの数々の質問が投げかけられた。「大学では何をしておくべきか」という学生の質問に対し、株式会社サイバーエージェント常務取締役の中山豪氏は、「遊ぶこと、即ち何事も経験してみること」を重視したうえで、「目的の為に手段を順序立ててこなしていく予定調和の生き方もあるが、自分はその時その時の目の前のことを懸命にやり、先の見えない可能性の広がっていく未来へ向かう生き方も面白いと思う」と語った。

 また、株式会社リミックスポイント代表取締役社長の吉川登氏は、「起業の成功の要因は何か」という質問に、「今成功しているかどうかは定かでないが、まだ会社は途上の段階にある」としながらも、「重要なのは良いタイミングで決断すること。物事をやるかどうか悩んだ時には、いつもやろうと決断していた」と貴重な体験談を述べると、質問した学生は熱心に頷いていた。

 次に行われたPhase2では、吉川氏、そして株式会社サイバードホールディングス取締役兼グループCEOの堀主知ロバート氏の2氏による講演が行われた。堀氏は起業の契機と現在の役職に就くまでの経歴を語り、「経営とは問題解決を繰り返すことであり、リーダーシップとは周囲の人間に弱みを見せないことである」との言葉で締め括った。

 3氏のユーモアある語りに笑いも巻き起こり、会場は和やかな雰囲気に終始した。参加し、パネルディスカッションにて質問も行った戸松朗さん(国際関係学部、2回生)は、「自分のビジョンを持っていれば人材や資金が自ずとついて来ること、最後まで諦めないことが大切だということ等、共感できるところが沢山あった」と感想を述べた。