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会議の主な参加者

シンポジウムの様子

「第1回 日本国内孔子学院会議・シンポジウム」を開催

 11月25日(土)、衣笠キャンパスにおいて、日本国内では初めての「国内孔子学院会議」が開催された。本会議は中国駐日本大使館、領事館の支援を受けて、立命館孔子学院が主催、桜美林大学孔子学院、北陸大学孔子学院、愛知大学孔子学院、立命館アジア太平洋大学孔子学院、札幌大学孔子学院が共催する形で開かれた。

 当日は、日本国内の6ヵ所の孔子学院関係者と長田豊臣・立命館総長、中国駐日本大使館公使参事官の李東翔氏、中国駐大阪総領事館総領事の羅田廣氏、中国国家漢語国際推広領導小組弁公室(以下、漢弁)の趙国成氏、北京大学対外漢語教育学院院長李暁h氏及び中国駐日本大使館の方々が大会に参加した。

 2004年から中国政府は孔子学院プロジェクトを起動し始め、今日ではすでに世界51ヶ国・地域において、123ヶ所の孔子学院を認可した。今回は孔子学院が発展する中、日本の孔子学院関係者が一同に集まり、経験を交流し、問題点を検討し、今後の発展の道を探るという意義深いテーマで会議が行われた。

 参加者は今回の会議の意義を確認した上、漢弁の趙国成氏は「2005年に中国政府は北京で初めて世界孔子学院大会を開催したが、一国内で孔子学院会議を開かれることは日本が初めてのこと。このことは日本の孔子学院が世界の先頭を走っていることを表している」と語った。

 今回の企画は2部に分かれ、午前中は各孔子学院の運営状況の報告、午後は漢語と中国に興味を持つ学生、社会人を対象にシンポジウムを開き、「グローバル時代の国際人材と言語―漢語教育と孔子学院の役割」をテーマに、漢語学習と異文化交流の状況について意見交換を行った。基調講演では丸紅株式会社理事の西田健一氏と大阪外国語大学の古川裕教授がそれぞれ企業の人材養成と日本の中国語教育の角度から講演を行った。

 今後は毎年1回、日本国内孔子学院会議が孔子学院の設置順の主催で行われることが予定されている。