第３回Ricks公開講座 開催
11月10日(金)、衣笠キャンパスにて立命館大学コリア研究センター(Ricks)の主催で、全兌國（チョン・テグク）氏（江原大学校教授、韓国社会学会次期会長）を招き、第３回Ricks公開講座を行った。
講座の第一部は全兌國氏が「現代韓国の発展と社会文化」をテーマに講演した。全氏は現代韓国の発展の特徴は、何よりも資本主義的経済成長と民主化を短期間に、同時に達成した点であることを指摘し、韓国がどのように発展し、現在どういう状況にあるか解説した。第二部では全兌國氏の講演をもとに、全氏と朝日新聞元ソウル支局長の波佐場 清氏の対談を行った。波佐場氏は、長期韓国滞在の経験をもとに韓国の発展と現状などについて様々な質問をし、全氏がその一つひとつに丁寧に答える形で対談が進んだ。
会場には約50名の聴講者が訪れ、熱心に耳を傾けていた。また、全氏の講演及び波佐場氏との対談についてフロアから質問が投げかけられた。立命館大学コリア研究センターでは、来年度1月に第４回のRicks公開講座を予定している。
立命館大学コリア研究センターのHPはこちら
|
