2007年4月映像学部開設に向けて〜新学舎 起工式を挙行〜
12月26日(火)、2007年4月に衣笠キャンパスに開設される映像学部の「基本施設棟新築工事」起工式を行った。式には、設計・施工者、立命館学園関係者等、約50名が参列し、工事の安全を祈願した。
映像学部は総合大学の幅広い学びの上に、実践型の講義を重要な
要素のひとつとして位置づけたカリキュラムを構築している。映画界からは山田洋次監督、中国の陳凱歌監督、ゲー
ム業界ではファミリーコンピューター開発を手がけた上村雅之教授らが特別講義
を行う予定。また、松竹(株)・松竹京都映画(株)、(株)任天堂、そして
(株)如月社(京都シネマ)とも連携し、“現場知”を学ぶ多様な教育プログラム
を展開していく。
起工式では、長田豊臣・立命館総長が「今次開設される映像学部では、『アー
ト・リサーチセンター』における芸術とテクノロジーの最先端の研究成果の到達
点を踏まえ、『映像』の未来の発展を担う人材育成を行う。ここ衣笠キャンパス
ある地域は、『日本映画の父』牧野省三氏が撮影所を設立した場所。牧野省三の
『進取の精神』を見習い、映像学部で育った学生が日本の新しい映像文化の発展
を担うことを期待している」と語り、川本八郎・立命館理事長は「21世紀の社会
において、文化の役割は重要性を増す。立命館は、総合学園として、映像学部を
拠点として文化の領域についても強化していく」と挨拶を行った。
映像学部基本施設は、地上3階・地下1階。本格的な映像実習をおこなうために
必要な機器や設備を備えた新学舎には、ゲーム・CG制作をおこなうためのコン
ピューター教室や、映像編集・音響編集が可能な実習施設を設置する予定。また
クオリティーの高い映像・音響設備を備えた教室も整備。映画等の映像に接する
機会を多く設け、映像に対する感性を養う環境が整っている。
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