立命館大学
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BKCでの「嵐の中の母子像前集会」。
平和の意味と尊さを強く訴える長田豊臣・立命館総長

衣笠キャンパスでの「わだつみ像前集会」。
挨拶する川本八郎・立命館理事長

「第53回不戦のつどい」開催

 12月7日(木)にびわこ・くさつキャンパスで、また12月8日(金)に衣笠キャンパスにて「第53回不戦のつどい」を開催した。

 不戦のつどいとは、本学の教学理念「平和と民主主義」の実践と「不戦の誓い」を新たにすることを目的に毎年太平洋戦争勃発の日に合わせて開催しているものであり、今年で53回目を迎えた。

 BKCでは、7日に2006年度不戦のつどい「嵐の中の母子像前集会」を開催。司会の挨拶に続き、参列者全員で戦争での犠牲者に黙祷を捧げた。次に、BKC自治会不戦のつどい実行委員会代表の松尾美子さん(経済学部3回生)が、学生を代表して挨拶。過去から学び、未来のために考えて行動することの大切さを語り、「二度とペンを銃に変えない」と誓いを述べた。また、長田豊臣・立命館総長は、平和の意味と尊さを強く訴え、「立命館の教学理念である『平和と民主主義』を立命館の精神として更に浸透させていきたい」と語った。その後、大学や学生、教職員組合や生活協同組合などの代表者が「嵐の中の母子像」へ献花を行った。雨が降るあいにくの天候にも関わらず、多数の教職員や学生などが参列し、改めて平和への思いを強くする集会となった。

 衣笠キャンパスでは、8日にアカデメイア立命21の1階ロビーにて「わだつみ像前集会」を開催。学生、教職員、卒業生、地域の方々ら約200人が参加。集会では冒頭に大月英雄さん・不戦のつどい実行委員会委員長が「今、憲法や教育基本法の改正が論議されているが、立命館大学の「平和と民主主義」の理念は現行の教育基本法を基にしたものだ。教育基本法の前文は人間に対する信頼の根源を回復させるものである。人間に対する信頼が再び踏みにじられることのないよう、教育基本法の維持と発展を願いたい」と挨拶。続いて川本八郎・立命館理事長が、自身が立命館に入学した際にわだつみ像が建立されたことや、学園闘争の際に破壊された像の再建に尽力したことなど、思い出話を交えながら、今年策定された「立命館憲章」をわだつみ像に対して遵守していくと誓った。最後に学園の代表者や校友・地域の方々など一般の参列者からわだつみ像への献花が行われ、不戦への想いを新たにした。

「立命館憲章」はこちら