全国知事リレー講義第2回 山口県・二井関成知事の講義を開催
4月17日(火)衣笠キャンパスにて「全国知事リレー講義」の第2回目講義を、山口県の二井関成知事を迎え開催した。
二井知事は講義の冒頭で山口県と立命館との関係に触れ、故末川博名誉総長が山口出身であることや、山口出身の詩人、中原中也が生前、立命館中学校で学んだことを紹介した。
県政運営に関しては、住民が出来ることは住民が、住民が出来ないことを市町村が、市町村が出来ないことは県が、県が出来ないことを国が、という「近接と補完の原理」を採用し、市町村に出来ることは市町村に任せるべく、県内の市町村には特例市並みの権限を委譲していると述べた。また、山口県内で2004年に国内では数十年ぶりとなる鳥インフルエンザが発症した際のエピソードを披露。発症後、手探りながらも、すぐに県の畜産関係の技術職員や獣医が中心となり、防疫対策を立て、それが以降の国の鳥インフルエンザへの対応にも大きな影響を与えたと述べた。
最後に、二井知事は「山口は観光資源にも恵まれている。おいでませ山口へ」と語り講義を閉じた。
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