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第1回法科大学院プレオープンセミナー〜立命館大学法科大学院はこうなる〜開催



12月11日(水)、衣笠キャンパス以学館2号ホールにおいて「第1回法科大学院プレオープンセミナー」が行われた。会場には350人の学生が集まり、2004年の法科大学院設置に向けた関心の高さを表すものとなった。

セミナーは3部から構成されており、第1部では法科大学院を取り巻く情勢や、教育内容についての説明がなされた。第2部では法科大学院への入学試験についての説明のほかに、法科大学院が設置された場合に行われる「全国統一適正試験」の模試を受けた学生が感想を語った。第3部では、質疑応答が行われた。

冒頭、壇上に上がった法科大学院設置委員会事務局長の市川正人法学部教授は、「『地球市民法曹』の養成を基本理念に、立命館大学に法科大学院の設置を目指す」と話した。また、法科大学院のカリキュラムについて、設置委員会副事務局長の松本克美法学部教授は、「国際的視野や地域に奉仕できる大学院を設置したい」と語り、具体的には海外のロースクールとの提携や、地域奉仕に関しては、リーガルクリニックを開設し、法律相談や女性と人権に関する相談を行えるように調整を行っていることなどを説明した。

セミナー終了後、参加した岡田敏志さん(法学部2回生)は、「大学院についての説明はわかりやすかった。次の機会には、専門分野に関してもっと具体的な説明を聞きたいと思う」と語った。