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立命館ニュース |
アメリカンフットボール日本選手権第56回ライスボウル |
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アメリカンフットボールの日本一を決める第56回ライスボールが、1月3日(金)、東京ドームで行われた。学生王者である本学アメリカンフットボール部パンサーズは、社会人王者のシーガルズを相手に序盤は我慢の試合が続いた。しかし、第3クォーター以降は、次第に攻撃のリズムをつかみ、36対13でシーガルズをくだした。本学が社会人王者をくだし、日本一の座につくのは初めて。 パンサーズは、第1クォーターにフィールドゴールで先制するも、第2クォーターに入ると早々にタッチダウンを許してしまい逆転された。その後逆転に成功するも、すぐにシーガルズにタッチダウンを取られてしまうといったシーソーゲームになる。パンサーズは前半を10対13と3点のビハインドで折り返した。 パンサーズは後半に入った第3クォーターに、フィールドゴールで3点を奪い、試合を振り出しに戻す。試合が大きく動いたのは第4クォーターだった。自陣深くに攻め込まれていたパンサーズであったが、オフェンス陣は非常に落ち着いていた。QB高田鉄男君(経営学部3回生)がWR冷水哲君(経営学部3回生)に絶妙のパスを投げ、パスをキャッチした冷水君もうまいコース取りを見せて一気に85ヤードを走りきりタッチダウンした。その直後には、ディフェンスも奮闘し、DB八木康太君(経営学部3回生)が相手のパスをインターセプト。そのままタッチダウンを決めた。その後は一方的な展開になる。 攻撃がかみ合いだし、ディフェンスにもリズムが生まれるようになったパンサーズは、第4クォーターだけで3タッチダウン、1フィールドゴールの計23点の猛攻を見せ、くいさがるシーガルズを36対13で下した。 この日の最優秀選手に贈られるポール・ラッシュ杯には、LB八木康太君が選ばれた。 当日の東京地方は、小雪の舞う悪天候ではあったが、2万5千人のフットボールファンが東京ドームを訪れ、熱戦に酔った。 |