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将棋研究会加藤幸男さん、2度目の学生名人に!



立命館大学将棋研究会所属の加藤幸男さん(理工4)が、5月24日(土)から25日(日)にかけて開催された「第59回学生名人戦」(主催:全日本学生将棋連盟、後援:朝日新聞社)で優勝し、学生名人位を獲得した。加藤幸男さんの学生名人位の獲得は2000年以来3年ぶり2度目の快挙。

学生名人戦は、学生将棋界の中で最も歴史がある、個人日本一の栄冠をかけて競う大会で、全国8地区(地区毎の人数は、関東10、関西6、中四国5、中部3、北海道2、東北2、北信越2、九州2)の予選を勝ち抜いた32人がトーナメント方式で対戦する。立命館大学からは難関の関西予選(約200人参加)を勝ち抜き5人が出場。

準決勝では、加藤幸男さんと同研究会の禰保拓也さん(経済2)の同校対決といった一幕もありました。熱戦の末、加藤さんが決勝へと駒を進めました(惜しくも敗れた禰保さんは、3位決定戦で徳井優之さん(上智大)を下し、堂々の3位を獲得)。加藤さんは、伊藤貴敏(中部大3)さんとの決勝戦も制し、見事優勝、学生名人を獲得しました。

2003年度大学将棋界幕開けの個人戦である「学生名人戦」において、全国トップの実力を発揮した立命館大学には、12月に行われる全日本学生将棋団体対抗戦(王座戦)での優勝(2連覇)に期待が寄せられている。

【大会結果】
優勝 加藤幸男(理工4) 3年ぶり2度目の栄冠(前回は2000年度)
※学生名人戦の同一人物の2度優勝は、1970年にこの大会が年1回制になって以来、初の快挙
準優勝 伊藤貴敏(中部大)
3位  禰保拓也(経済2)

女流大会でも快挙!「石内奈々絵さん、第7代アマチュア女王」

5月24日(土)、東将連本部道場(御徒町将棋センター)にて行われた、「第12回アマチュア女王戦3番勝負」において、挑戦者の石内奈々絵さん(国際関係2)が里見香奈さん(第6代アマチュア女王)に連勝し、初のアマ女王の座に輝きました。石内さんは、関西女流大会(春・秋・春)3連覇中、昨年12月に行われた女流学生名人戦でも優勝しており、学生や一般の大会で広く活躍しています。

また、これらの実績が考慮され、石内さんは、アマを代表してプロの大会「レディースオープントーナメント」(主催:週間将棋)の出場が決定し、活躍が期待されている。