利根川氏、ブレンナー氏、田中氏、川村副総長による
パネルディスカッションが行われた
フォーラムの様子
ノーベル賞受賞者を囲む「フォーラム『21世紀の創造』科学フォーラムin滋賀」開催
11月4日(火)、立命館大学びわこ・くさつキャンパスで、ノーベル賞受賞者を囲む「フォーラム『21世紀の創造』科学フォーラムin滋賀」(主催:読売新聞社、NHK、立命館大学)が開催された。
「科学が読み解く生命と情報」をテーマに、第一部では、田中耕一氏(2002年ノーベル化学賞:鞄津製作所フェロー)、シドニー・ブレンナー氏(2002年ノーベル生理学医学賞:米ソーク研究所)、利根川進氏(1987年ノーベル生理学医学賞:米マサチューセッツ工科大学)の3名の基調講演が行われた。 第二部は、モンテ・カセム国際教育・研究推進機構長のコーディネートによりパネルディスカッションが行われた。川村貞夫副総長の発表につづいて、受賞者と副総長の4名のパネリストが、創造力の育て方と共同研究の重要さについて、それぞれの立場から意見を展開した。
質疑応答では経済学部3回生の岡谷さんの「研究者の育成について日本は今後どうあるべきか」や、立命館高等学校2年の茂地さんの「進路の決定はどうしたのか」などの質問にパネリストたちが丁寧に応えていた。
このフォーラムは、衣笠キャンパス、大分県別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)にも同時中継され、全体で約1,800人が聴講した。
Copyright © 2003 Ritsumeikan University. All Rights Reserved