日本一2連覇に向け応援団・観客の応援にも熱が入る
社会人王者を相手に、28対16で快勝!
パンサーズ2年連続の全日本チャンピオンに!
アメリカンフットボールの日本一を決める日本選手権(第57回ライスボウル)が、1月3日(土)、東京ドームで行われた。学生王者の立命館大学アメリカンフットボール部パンサーズは、社会人王者のオンワードスカイラークス(OS)を相手に鮮やかな試合展開を見せ、危なげない試合で2年連続2回目の全日本チャンピオンとなった。
パンサーズは、第1クォーター、OSにフィールドゴールで先制を許すも、その5分後にはQBの高田鉄男君(経営学部4年生)が16ヤードを自ら走りきり逆転に成功。第2クォーター開始早々には、QB高田君からWR冷水哲君(経済学部4年生)に57ヤードのタッチダウンパスを成功させ、OSをつきはなしにかかった。しかし、OSも社会人チャンピオンの意地を見せる。OSにタッチダウンを許し緊迫した展開が続く。この嫌な流れを断ち切ったのは、パンサーズの頼れるQB高田君だった。第2クォーターの終了間際、またも自ら走りタッチダウンを奪う。結局パンサーズは前半を21対9の12点リードで折り返した。
後半に入った第3クォーターに、OSの4thダウンギャンブル失敗から得たシリーズのファーストプレイで、パンサーズ古川宏君(経営学部3年生)が72ヤード独走TDラン。貴重な追加点をあげた。その後は、パンサーズの反則が目立ったものの、OSの反撃をわずか1つのタッチダウンに抑え、28対16で快勝した。
なお、この日の最優秀選手にはQBの高田君が選ばれた。新春の東京地方は、穏やかな天候に恵まれ、2万7千人のフットボールファンが東京ドームに押しかけた。
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