馬氏の講演
パネルディスカッションの様子
アリババ・ドット・コム社長 馬雲(ジャック・マー)氏講演会 開催
4月21日(水)、衣笠キャンパス以学館にて、アリババ・ドット・コム最高経営責任者・馬雲(ジャック・マー)氏、有限会社ジャパンスタイルシステム代表取締役・川邊祐之亮氏、そして株式会社キャピタルステーション代表取締役・島谷圭司氏(本学政策科学研究科在籍)を招いて、アジア・ベンチャービジネスの可能性を探るシンポジウムを開催した。
シンポジウムは本田豊衣笠リエゾンオフィス室長(政策科学部教授)の挨拶で始まり、第1部では「アリババ・ドット・コム社長が語るアジア・ベンチャービジネス」と題して馬氏による基調講演が行われた。この中で馬氏は「起業には、人のやらないことをやるのが大事」と語り、「学生もどんどん起業して欲しい」と熱いエールを送った。
第2部のパネルディスカッションでは、まず川邊氏が「『伝統』+『電脳』〜CG友禅を利用したプロダクトデザイン開発の可能性〜」と題して、起業までの経過や「CG友禅」について語り、続いて島谷氏から起業の動機や会社説明等、学生企業家としての経験談を織り交ぜながらの報告があった。
その後の2時間にわたるパネルディスカッションでは、会場から集められた多くの質問表をもとにコーディネーターの黒木正樹経営学部助教授(兼BKCベンチャーインキュベーション推進室長)が、パネリストの3名に起業にまつわる様々な質問を投げ、参加者も熱心に聞き入っていた。会場には企業関係者、学生、一般市民ら約100名の参加があり、終了後のアンケートからも起業に対する関心の高さがうかがわれた。
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