System/360メインフレームについての講演
システムについて述べる保々公威氏
S/360メインフレーム誕生40周年記念セミナー「技術は未来を創造する」
6月30日(水)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)で、立命館大学情報理工学部・日本アイ・ビー・エム株式会社共催で、「IBM S/360メインフレーム誕生40周年記念セミナー『技術は未来を創造する』」が開催された。日本アイ・ビー・エム株式会社 保々 公威氏を講師に招き、講演が行われた。
*System/360メインフレームは、IBMの本格的メインフレームとして1964年に誕生した。このシステムによって、コンピュータ産業の時代が生まれた。保々氏は、IBM S/360メインフレーム・システムのこれまでの40年の歴史、そして、これからの40年の展望をディスプレイやTVCM等を用いて説明した。現在、多くの注目を集めるIT分野ではあるが、IBMメインフレームは、ビジネス・バリューを高めるための優れたソリューションをすべての産業・企業に提供しつづけたい、と次世代を担う学生に向け、述べた。
このセミナーは、全国の国立、私立大学の20大学を対象に開催されている。会場は、お昼時であったが、多くの学生が訪れ、熱心に聞き入っていた。
*System/360メインフレーム:
様々な稼動環境の中で単体のコンピュータとして最も大きいと考えられるメインフレーム(汎用機)。System/360の「360」は、360度すべての領域で使用できるコンピュータを意味し、まさしく汎用コンピュータの幕開けとなった。
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