挨拶する長田豊臣総長
 
現役メジャーリーガー大家友和氏(経営学部2回生) 
 
 
「ALL-Rits立命館校友大会2004」開催!校友1500名が集う
 
 2004年10月30日(土)午後5時より、「ALL-Rits立命館校友大会2004」がホテルグランヴィア京都で開催され、全国から集まった1,500名を超える校友が熱気溢れる会場で旧交を温めた。

 開会の挨拶の中で、山中 諄立命館大学校友会会長は、「近年、立命館大学は、人材育成や研究面などあらゆる分野で社会から高く評価されており、校友として誇りに思う。今後いっそう母校が発展するよう校友会としても精一杯サポートしたい」と語った。
 続いて来賓挨拶に立った長田豊臣総長は、21世紀COEの獲得やAPUの成功、アテネ・オリンピックならびにパラリンピックでの卒業生・学生の活躍、白川静名誉教授の文化勲章受章など、学園の近況を報告し、「かなり努力してきたが、まだ日本の私立大学のトップには立っていない。これからも素晴らしい卒業生を送り出す大学にしたい」と決意を語った。
 また、川本八郎理事長は、「校友会の発展と学園の発展が見事な相関関係をもって進んでいる。校友の活躍が学生や教職員を励ましている。これからもみなさんに励まされ、教えてもらいながら、学園の歴史的、社会的役割を果たしていきたい。」と述べた。

 会場には、アテネ・オリンピックとパラリンピックで銀メダルを獲得した武田美保さん(99年産業社会学部卒業)、米田容子さん(2002年経営学部卒業)、北尾佳奈子さん(2004年経営学部卒業)、江島大佑君(産業社会学部1回生)の4人がかけつけ、メダル報告を行った。
 また、先日「Rits倉木麻衣メモリアルライブ2004」を25,000人の観客を動員して成功させた倉木麻衣さん(産業社会学部4回生)から、校友への暖かいビデオ・メッセージも届き、会場は熱気と興奮に包まれた。そのほか、会場では在学生らによる多彩なパフォーマンスが繰り広げられ、集まった校友はALL-Ritsのパワーを終始楽しんだ。

 校友大会に先立って、午後2時30分からは、作家・エッセイストの朴慶南氏(1972年文学部卒)と現役メジャーリーガー大家友和氏(経営学部2回生)による対談形式の講演会「『夢』それは挑戦し続けるもの」が開催され、約300人の校友が集まった。
 大家氏は、挑戦し続けてきたこれまでの野球人生を振り返りつつ「いつも自分の気持ちに誠実に生きることが大切」と語り、また朴氏は「立命館での学生生活が今の私を支えている。私のモットーはあきらめないこと」と語った。

 そのほか、京都駅ビル内では、立命館大学・立命館アジア太平洋大学の学生や立命館宇治高校の生徒らによる「学園祭プレステージ2004」が華やかに催され、小雨の降る京都駅周辺は、一日、Ritsカラーに染まった。