喜びを噛締める選手たち
 

大雨の中、必死に応援する立命館側スタンド
 
 
立命館大学が甲子園ボウル3年連続出場決定!!
 
 2004年12月4日(土)、大阪長居陸上競技場にて、2004関西学生アメリカンフットボール秋季リーグプレイオフ、甲子園ボウル出場決定戦が行われた。立命館大学アメリカンフットボール部パンサーズは、スタンドを埋め尽くす観客の声援を背に、延長戦まで激しい攻防が続いたが、24−21で関西学院大学を下し、3年連続の甲子園ボウルへの切符を手に入れた。

 立命館大学は前半、7−14と関西学院大学にリードを許したまま折り返したが、第3クオーター、木下典明君(経営4)のタッチダウンにより追いつき、甲子園ボウルをかけた熱い戦いは、延長戦へと持ち込まれた。
 タイブレイク方式の延長戦は第3ピリオドまでもつれこんだ。先攻の立命館大学はキャプテン岸野公彦君(経営4)が落ち着いてFGを決め、24−21とし、後のない関西学院大学は、堅い守備陣に阻まれ、4thダウンに41ヤードのFGを狙うも、キックは外れ、立命館大学は5回目となる3年連続甲子園ボウルの出場権を手に入れた。

 立命館大学古橋ヘッドコーチは、「1年かけて関学に勝つためにやってきた。関学も予想していなかったすばらしい攻撃を見せた。第1クオーターから負けを覚悟していたが、選手たちが最後まで明るさと雰囲気を失わなかった。10月31日に負けた悔しさがあった分、立命館大学が上回ったのだと思う」と、関西学院大学との戦いを振り返った。
キャプテン岸野君は、「関学は素晴らしいチーム。甲子園ボウルに出られるかぎりは、恥じない試合をしたい」と語った。
また、この試合3つのTDを決めた木下君は、「チーム全員であげた勝利。関学はほんとにいいチームだった。いいチームと試合ができてよかった」と語った。

 大学日本一を決定する甲子園ボウル「立命館大学VS法政大学」は、2004年12月19日(日)13:00より阪神甲子園球場にて行われる予定。