講演会の様子
岐阜県知事 梶原 拓氏
梶原 拓 客員教授(岐阜県知事)講演会「IT革命」日本一忙しい知事が、「IT革命」について講演
2004年12月6日(月)、立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(BKC)プリズムハウスP103にて、「IT革命」についての講演が行なわれた。主に理工学部、情報理工学部の学生を対象に理工・情報理工学部を主に対象に同大学立命館大学衣笠総合研究機構が主催したもので、約400人の学生が訪れた。
講演者の梶原 拓氏は現職の岐阜県知事であり、立命館大学の客員教授。情報化や地域活性化についての著書も多数執筆しており、最近のものでは、「国土情報学」、「自治体職員のための地域情報学」などがある。
梶原氏はプロ野球新規参入問題においての近鉄やダイエーの衰退と、楽天やソフトバンクの隆盛を例に、いかに日本が情報社会に移行しているかを説明。中でも、Communication(コミュニケーション)・Collaboration(共有)・Creation(創造)という3つのCという観点から、めまぐるしく変化する情報社会を生き抜く重要性を語った。
そして、「これから学生は学問や就職のことを考える上で、そういった社会や情報の流れをよく分析して選択することが大切だ。情報の波におぼれないようにするため、自分は何がしたいのかを常に念頭に置きなさい」と学生にエールを送り、盛況のうちに幕を閉じた。
講演会に訪れた学生たちは真剣に話に聞き入っており、海川真佑君(理工学部2回生)は、「日本の将来の話があったので、企業を選ぶ際に参考になりそう。来てよかった」と感想を述べた。
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