MOTショートプログラムの様子
阿部惇氏による講義
立命館大学 第1回テクノロジー・マネジメント研究科主催 MOTショートプログラム開催
2004年11月28日(日)・12月5日(日)、立命館アカデメイア@大阪でテクノロジー・マネジメント研究科主催「MOTショートプログラム」が開催され、受講者は両日とも、企業での経験豊富な講師陣の話に熱心に耳を傾けた。
初日は、1限目 籠屋邦夫氏が「技術経営における意思決定」をテーマに、技術を事業の核とした事業価値創造のために創造的戦略構想とそのプロセスで発生する意思決定の重要性について事例を交えて解説。
2限目 阿部惇氏による「技術開発テーマの選定と評価方法」は、有効な技術を事業化に結びつけるための企業戦略のあり方、技術マネジメントのためのロードマップの活用、R&D戦略の実践などを各優良企業の例を交えた講義。
3限目 小笠原敦氏が「中長期シナリオプランニング」で講義し、フォーサイトアプローチという視点で、連続性・又は非連続性の科学技術動向を把握し、R&D戦略から事業戦略にいたる包括的な戦略の重要性を、日本、韓国、米国優良企業の例を基に語った。
当日は社会人の方を中心に23名が参加した。
第2日目は、1限目阿部惇氏による「技術経営におけるロードマップの活用」で、企業におけるロードマップ作成の意義から作成方法、有効性、活用方法に始まり、それを基にしたシナリオプランニングとの関係に至るまで幅広く解説。
2限目 香月祥太郎氏が「新市場創出のためのフォーサイトマネジメント」について解説し、ビジネスモデルの崩壊から200年以降の新たなイノベーションモデルの策定のためにマーケット・フォーサイトというキーワードで新市場創出のためのマネジメント手法について講義。
3限目 田尾啓一氏による「企業リスクマネジメント」では、企業におけるリスクの考え方、リスクマネジメントの概念を基に金融機関にリスク管理、知的財産のリスク管理を取り上げ、分析法などを講義した。
2004年12月16日(木)MOTワークショップ追加開催
時 間:18:30〜21:00
場 所:アカデメイア@大阪 6F会議室
(京阪電車淀屋橋駅上 島ビル6F)
模擬講義:「インセンティブスキームの導入
〜病院経営を事例にして」
平井 孝治 本学経営学部教授
MOT報告会:「我が国の科学技術政策と競争力の評価」
香月 祥太郎 本学情報理工学部教授
参加費:無料 先着40名
申し込みは
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