古田敦也さん(右)と武田美保さん(真中)
応援歌「グレーター立命」の演舞披露
古田敦也・武田美保トークショー〜世界にはばたく立命スポーツ〜
2004年12月5日(日)、立命館大学衣笠キャンパス 第一体育館にて、「古田敦也・武田美保トークショー」が開催された。立命館から世界に羽ばたき、今年のスポーツ界を盛り上げたお二人の講演ということもあり、体育館は、2000人の参加者で満員となった。
トークショーでは、まずはじめにアテネオリンピックのシンクロナイズドスイミング デュエット・チームの銀メダリストである武田美保さんがオリンピックについて話した。続けて、日本プロ野球選手会会長であるヤクルト・スワローズの古田敦也さんがプロ野球合併問題をめぐる交渉時のエピソードとして「交渉期間中は準備運動程度の練習しかできないぐらい忙しかったが、球場のファンの声が力になった」と語った。
また、お二人は立命館での学生時代の話にも触れ、練習や遠征で忙しい中でも大学の支援や友人によるサポートのおかげで何とか勉強と課外活動を両立することができたエピソードなどについてユーモアを交えながら語った。お二人の教訓を生かしたアドバイスとして、古田さんは「過去の成功体験にとらわれずに常に何がベストかを考えて状況に順応していってほしい。そして、常に自分の出来る範囲の目標を持つこと」、武田さんは「自分で自分の限界を決めないこと」と語った。
トークショーは安斎育郎教授の絶妙な司会進行により、終始笑いの絶えない和やかなムードが漂い、参加者は最後まで熱心に聞き入っていた。
最後に、お二人に花束が贈呈され、立命館大学応援団と参加者による応援歌熱唱でトークショーを締めくくった。
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