協定書を交換し握手する馬場忠雄副学長と川村貞夫副学長
 

協定締結式の様子
 
 
滋賀医科大学と立命館大学との間で協力協定を締結
 
 2005年3月23日(水)、立命館大学びわこ・くさつキャンパスにおいて、滋賀医科大学と立命館大学との間で包括的な協力協定を締結した。午前10時から行われた協定締結式には、滋賀医科大学の馬場忠雄副学長と本学の川村貞夫副学長が出席し、協定書を交換するとともに、今後の連携・交流の発展を誓い、固い握手を交わした。

 滋賀医科大学と本学は、かねてより「医工連携」を軸とした交流を進め、2002年度からは滋賀医科大学の医学系研究科と本学理工学研究科との間で客員教授の相互招聘や大学院生間の交流を中心とした「連携大学院」を実施し、この3年間で客員教授の相互招聘のべ16名、大学院生の相互派遣のべ16名などの交流実績がある。また、両大学を中心とする滋賀県湖南地域の産官学連携により、「滋賀県版特区」である「びわこ南部エリア大学発新産業創出特別区域」や文部科学省「都市エリア産官学連携促進事業」にも採択されており、両大学間の共同研究や交流が進んでいる。

 今回の協力協定は、これまでの連携・交流の実績を踏まえ、教育・研究・産官学連携・地域貢献などあらゆる分野において両大学間の連携を強め、そこから創出される成果を社会に発信することを目的としている。

 協定締結後の具体的な連携分野として、@大学院間の連携の拡大、Aスポーツ・健康科学分野での共同研究、B両大学間での単位互換制度、C両大学共同の特別プログラムの開設、D職員間の研修・交流などを予定している。

 川村貞夫立命館大学副学長は、「山手幹線の開通により、両大学間のアクセスが飛躍的に改善されたことを契機として、あらゆる分野で滋賀医科大学との連携・交流を本格的に展開し、その成果を世界に向けて発信したい」と語った。