テニスを楽しむ参加者たち
 

小雪が舞うなかテニス大会が行われた
 
 
立命館大学体育会硬式庭球部創部60周年記念
「Rits チャリティーテニス大会」開催
 
 2005年3月12日(土)・13日(日)、BKCテニスコートにおいて「Rits チャリティーテニス大会」が開催された。この大会は立命館大学体育会硬式庭球部創部60周年を記念して、体育会硬式庭球部と庭球部OB会の主催で開催され、12日には団体戦、13日には個人戦のダブルスが行われた。

 大会委員長である名井得郎氏は、「立命館大学体育会硬式庭球部は、学校や社会の協力のおかげで、今までに多くの人材を社会に送り出すことができた。今回は、庭球部が社会に貢献するために、このチャリティー大会を開催する運びとなった。大会で集まった資金については、あしなが育英会の奨学金を利用している学生もいることから、あしなが育英会に寄付する予定」と、今回の大会の経緯について触れた。また、大会に関わった、30あまりのスポンサーや参加者に感謝の意を述べ、「OBと現役部員の協力により、大学体育会がチャリティーを行うのは、立命館では初めての試み。今後は、関関同立や京滋の大学と共に、持ち回りでチャリティーなどを行っていきたい」と今後の展開に期待を膨らませた。

主将で、大会委員の岸野洋大さん(経済学部3回生)は、「日頃からテニスをしているが、人のために役立てる活動ができて嬉しい。今後もテニスだけでなく、テニスを通じて人のために活動していきたい」と述べた。

大会は団体戦12チーム、個人戦には40ペア80人が集まる大きな大会となった。参加者は他大学体育会や大学サークル、高校生や中学生など多くの一般の方も参加し、熱戦が繰り広げられた。最後の表彰式では、あしなが育英会代表者の方へ庭球部から寄付金の目録が贈られ、チャリティー大会は幕を閉じた。