協定締結式の様子
記念撮影の模様
吉林大学との東北アジア研究協力協定等の調印式
3月29日(火)、衣笠キャンパスアカデメイア立命21にて、中国・吉林大学との協力協定書調印式が行われた。吉林大学・裘式綸、王勝今両副学長を含む4名の訪問団と在日本中国大使館の李東翔公使らを招き、立命館大学長田豊臣総長、立命館大学アジア太平洋大学モンテ・カセム学長、立命館大学国際地域研究所、高橋正義所長との間で3つの協定、覚書を取り交わした。
長田総長は歓迎挨拶で、「今回の締結により、研究分野での協力、交換留学制度や短期・長期の学生・院生交流など、これまでの協力関係を継続拡大するとともに、他の研究教育分野にも拡大し吉林大学を拠点とした東北地区北部における連携の強化が望める」と述べた。これをきっかけに、今後の両大学間のさらなる連携が期待される。
取り交わされた内容は、吉林大学、立命館大学、立命館大学アジア太平洋大学との包括協定(更新)、吉林大学、立命館大学との学生交換協定、また吉林大学東北アジア研究センターと立命館大学国際地域研究所との研究交流覚書の3つ。研究交流では、相互に研究拠点の設置、研究計画の協議、シンポジウムの開催、学術雑誌の交換と論文の相互掲載などが合意された。
(吉林大学)
吉林大学の位置する中国東北地域は、日本とのつながりが深く、大連を中心に多くの日本企業が進出している。2000年6月に5つの大学・高等教育機関の合併によって再出発した吉林大学は、学生・院生数6.3万人を有する中国を代表する大学のひとつであり、東北アジア地域研究(国家重点研究基地)など多くの重点研究プロジェクトを実施している。
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