藤井有鄰館館長 藤井善三郎氏
 

会場の様子
 
 
アート・リサーチセンター春期連続講演会第1回 京都のなかのアジア「私達の先祖文化に思いを馳せる」−中国美術の見どころ
 
 6月17日(金)、立命館大学アート・リサーチセンター多目的ルームにて2005年度アート・リサーチセンター春期連続講演会「私達の先祖文化に思いを馳せる」が行われた。
 アート・リサーチセンター春期連続講演会の第1・2回目は、「京都のなかのアジア」をテーマに、京都の美術館の関係者を講師に迎え講演を行う。その第一回目として、藤井有鄰館館長 藤井善三郎氏を講師に迎え、講演が行われた。

 藤井氏は、中国書道史、中国美術等を専門とされ、多くの講演・執筆活動をされている。
 講演の中で藤井氏は、藤井有鄰館所蔵品の中国美術の見どころをスライドで紹介し、収集の背景を歴史の流れの中で見るとともに、中国文化から日本文化まで幅広い内容について述べた。約30名の参加者は興味深く講演を聴き入った。