八村広三郎情報理工学部教授による講演
講演会の様子
アート・リサーチセンター第3回春期連続講演会
『無形文化財のデジタル・アーカイブ』
7月6日(水)、アート・リサーチセンター多目的ルームにおいて、八村広三郎情報理工学部メディア情報学科教授によるアート・リサーチセンター第3回春期連続講演会『無形文化財のデジタル・アーカイブ〜最新技術を駆使した無形文化財の記録・保存・動作分析〜』が行われた。
八村教授は、無形文化・時間芸術と呼ばれるアートを次世代に伝承・寄与することを目指した実践研究として、モーションキャプチャ・システムを利用した舞踊のデジタル・アーカイブの研究について述べた。モーションキャプチャ・システムの仕組みから、記録方法とその様子、データ処理など一連の流れを特徴的な点や、課題なども交えて解説、計測したデータから作成したCGの一例を紹介した。また、会場となった多目的ルームでは実際にモーションキャプチャのシステムを備えているため、参加者はより具体的にシステムを実感することができた。
最後に、諸外国の舞踊との比較研究や感性評価との関連等々モーションキャプチャ・システムの進化によって可能になる様々な試みを提示、将来への展望として締めくくった。
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