立命館アジア太平洋大学モンテ・カセム学長
立命館アジア太平洋大学 モンテ・カセム学長が語る「日本の近現代と立命館」第13講
7月4日(月)、衣笠キャンパスにて教養教育科目「日本の近現代と立命館」のオープン講義として立命館アジア太平洋大学(APU)モンテ・カセム学長が講義を行った。
今回、カセム学長は、立命館の「戦略」・「教育」・「学校運営」・「チャレンジ」の4つのキーワードにより講義を展開した。カセム学長は、APU設立の経緯について、「立命館が100周年を記念してAPUをつくった。それは平和な世界を築き、将来リーダーとなる人材をつくるためである」と語った。
また、APUの就職状況について触れ、「男女問わず、留学生の就職率は100%である。日本人学生においても高い就職率を記録している。このような結果は、世界76ヶ国、地域から学生が集まり、お互いが協力し、学校側の要請ではなく学生自らが主体となり、自分の強みと知的創造という適応能力を活かせたからである」と説明した。
最後に、「既存の枠から飛び出し、多文化に接することにより、自分の考えを広げることができる。多少背伸びをしつつも謙虚な気持ちを持つことにより、物事の実態がよく見えてくる。是非、立命館の学生もAPUへ足を運んで学生同士の交流を深めていってほしい」と学生にメッセージを送った。
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