栃木県知事 福田富一知事
学生の質問にこたえる福田富一知事
全国知事リレー講義 第12回「今、『栃木』が面白い」
7月5日(火)、衣笠キャンパスにて法学部法政特殊講義「全国知事リレー講義」第12回が行われ、栃木県知事の福田富一知事が講義を行った。
冒頭で知事は、栃木県の知名度について説明し、「栃木と群馬は場所がわからないと学生は言っていた」と、授業前の学生との会話を紹介し、「日光東照宮も、宇都宮の餃子も知っているが、栃木県の知名度は低い。栃木の知名度をアップさせたい」と述べた。
そして知事は栃木県の特徴として関東平野に位置して災害が少ないこと、日光国定公園があることなどを紹介した。さらに「奥日光はラムサール条約に、二社一寺は世界遺産にも国立公園にも登録されている」と、自然が豊かな地域であることを説明した。また、37kmに及ぶ日光杉並木街道が特別史跡と特別天然記念物に選ばれ、さらに世界一の長さとしてギネスに認定されていることも紹介した。
また、栃木の産業について説明し、「栃木県は第2次工業が40%を占める」と、農業県から物作り県へ変化したことを紹介し、光学レンズや医療機器の生産量が1位であることを述べた。
さらに、知事は学生へ「人生は一度きり。何ができるか、何がしたいかを考えて、やりがいのある仕事を探して欲しい」と話し、「政治とは人の心を掴むこと。先憂後楽で取り組んでいる」と自らの知事としてのスタンスについて述べた。そして、「人間として必要なのは言葉。心からの言葉を発する人が求められている。志と正義感を持ち、可能性に挑戦し、未見の我を探してほしい」と学生へメッセージを送り、講義は終了した。
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