調印式の様子
中国・蘇州大学教育学院との共同研究「日中子ども家庭支援プロジェクト」スタート
立命館大学産業社会学部(研究代表者:野田正人産業社会学部教授)と中国・蘇州大学教育学院(研究代表者:黄辛隠教授)との間で、共同研究テーマである「日中子ども家庭支援プロジェクト」の国際共同研究が進められることになり、2月22日(水)、蘇州大学教育学院において、研究・教育交流に関する協定の調印を行った。この協定にもとづいて、共同研究の拠点となる共同研究センター「子ども支援研究室」を設置し、日中の子どもの状況とその支援に関する調査・研究や支援に関するプログラム開発を進める。今回は、「子ども支援研究室」の開設記念として研究会も開催され、立命館大学からは野田教授のほか、教員3名、学生・院生等18名が参加した。
立命館大学および立命館アジア太平洋大学と蘇州大学の間では、2005年5月に包括的な協力協定を締結しており、今回の研究・教育交流協定の締結を機に、これまでにも行ってきた学校心理臨床や学校での社会的支援、児童虐待と子育てへの支援などの分野における国際共同研究を推進していく。
また、産業社会学部では、2006年度に蘇州大学の協力のもとで、学生が「子ども支援研究室」を拠点として現地講義と実地調査に参加する「企画研究(産業社会学部専門アドバンスト科目)」を開講することとしている。
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