立命館大学 RItsNet 立命館アジア太平洋大学 APU mate.net

Special Report RITSUMEX '08 立命館オープンキャンパス in TOKYO

9月23日(火・祝)、東京ドームプリズムホールで「RITSUMEX′08 立命館オープンキャンパス in TOKYO」を開催し、立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)への進学を希望する高校生やその父母、卒業生や一般参加者など延べ5200人が来場しました。
メインステージでは立命館大学OBの古田敦也氏を始め、多彩なゲストを招いてのトークセッションが行われ、他会場では卒業生によるキャリアデザイン企画、APU留学生との交流カフェなどイベントが目白押し。ここでは当日の会場の様子や、参加者の感想を紹介します!
Report 1 めざせ!世界水準の大学 「国際感覚の磨き方」、教えます

数多くの留学生が学ぶ、立命館大学と立命館アジア太平洋大学(APU)。ステージにアメリカやスリランカ、中国などからの留学生や、日本人学生の留学経験者16名が登場し、ゲストの古田敦也氏、眞鍋かをり氏とともにグローバル時代に必要な国際感覚の磨き方について語り合いました。

 

トークは様々な質問に留学生が答えていく形式で進み、「何のために大学で学んでいますか?」の質問には「母国の紛争の原因と解決策を探り、平和に貢献したい」や「日本のものづくりを学び、母国に伝えたい」などの答えが登場。一人ひとりが自らのバックグラウンドによる明確な目標をもって、大学で学んでいる姿勢が紹介されました。

 

Report 1 めざせ!世界水準の大学 「国際感覚の磨き方」、教えます

 

古田氏も、先のオリンピックで北京に滞在した際のエピソードなどを披露しつつ、「国境を越えてできることの可能性と、国際的な視野を広げる必要性を改めて強く感じている。母校が豊かな異文化環境のある大学をつくったことが誇らしい」と述べ、眞鍋氏は「今まで、海外に目を向けている人は特別な人だと思っていましたが、外国の人と友達になりたいくらいの気持ちで、気軽に関心をもってもいいのだと感じました」と感想を語りました。

 

埼玉県から来た高校生は、「どうすれば積極的に発言したり、コミュニケーションを取れるかを考える、いい機会になりました」と感想を話していました。

 
ページの先頭へ
 
Report 2 グローバル×エコ×サイエンスフォーラム 地球のために、未来のために、できること

ここでは、ライフサイエンスや政策科学、国際関係学など様々な切り口から環境問題に対して今後どのように取り組めばいいのかを探る、パネルディスカッションを行いました。

 

コーディネーターに毛利聡子氏(フリーキャスター)、パネリストに梅沢由香里氏(女流棋聖)、眞鍋かをり氏(タレント)を迎え、立命館大学からは今中忠行生命科学部教授と、高尾克樹政策科学部教授が、立命館アジア太平洋大学からは福井捷朗アジア太平洋学部教授が参加。はじめに教授陣の専門である「排出権取引」や「微生物」、「環境史」などから環境問題への課題が説明されました。梅沢氏、眞鍋氏からの「なぜもっと早くから排出権取引を始められなかったのか」、「今見つかっているもの以外にも人に役立つ微生物はいるのか」などの質問に教授陣が答えていきながら、一人ひとりが、問題意識を持つことの大切さや各研究分野の可能性に議論が展開しました。

 

 

梅沢氏が、「ゴミを少しでも出さないようにマイ水筒を持ち歩くようにしている」と身近なところからエコを意識している話も披露し、東京都在住の高校生は、「ゴミの分別など自分の身近なことからエコを実践していきたいと思いました」と感想を話していました。

 
ページの先頭へ
 
Report 3 教育トークセッション 本当に力を伸ばす教育とは 立命館の目指すもの

独自の教育理論を実践する藤原和博氏(杉並区立和田中学校前校長)、陰山英男立命館大学教授・立命館小学校副校長、さらに川島隆太氏(東北大学加齢医学研究所教授)、本郷真紹立命館副総長がこれからの教育のあり方について議論しました。

 

陰山教授は、「早寝・早起き・朝ごはん」の実践や親や教師が意識して子どもを伸ばす大切さを語り、藤原氏は、「子どもたちを伸ばすには、塾講師や地域住民など、学校の外のエネルギーを取り入れることが欠かせない」と自らの経験談を披露。川島氏は、「読み・書き・計算が脳を活性化させ、認知症の症状改善にもつながる」と、自らの脳科学の研究に触れ、また、「子どもには、あり余る時間を友達と過ごすことに使ってほしい」と話しました。

 

 

後半はパネリストによる質疑応答が行われました。本郷副総長の「学校の取り組みで重要なことは」との投げかけに、藤原氏は「情報編集力、つまり『つなげる力』を身につけさせること」と話しました。また川島氏は、親の教育への関わり方について「毎日10分でもいいので、テレビや携帯電話の電源を切り、表面的ではない深いコミュニケーションを親子でとることが大切だ」と話しました。

 

本郷副総長は、「立命館は関西出身者の割合が半分に満たない。異なる風土で育った、多様な価値観を持つ学生が集まってくるのは、大きな利点。お互いに刺激しあって成長できる環境や、日本を直接体験できる京都に位置しているという立命館の特性を、本日の先生方の意見と合わせて考えることで、目指す方向性が見えた」と語りました。

 

神奈川県から来た大学生は、「教員を目指しているので参加しました。勉強だけでなく、生活習慣の指導も大切なんだと実感しました」と感想を話していました。

 
ページの先頭へ
 
Report 4 RITSUMEX“じぶん”デザイン研究所

人生をステキに描いている立命館の学生・卒業生たちが、学生生活を通してデザインされる“じぶん”について、参加者といっしょになって考える、“じぶん”デザイン研究所。
首都圏在住の若手卒業生有志で組織する「リコネクト(Re-connect)」メンバーが、立命館での学生生活を通して自分をデザインすることの魅力を受験生のみなさんに伝えようと、4月の中旬から準備してきたイベントです。当日は、リコネクトメンバー17名と、30名を超える高校生が参加。3~4人の受験生が一組になって先輩を囲み、先輩の高校時代から大学生活までの話を熱心に聞いていました。その後、高校生からも先輩方にさまざまな質問が出されました。大塚亮さん(2002年経営学部卒)のブースでは、「まずやりたいと思ったことをじっくりやってみることで、多くのことを学べる。大学生活は人生で一番時間を自由に使える期間」と大塚さんが話しました。高校生からは、「大学はやりたいことを何でもやれるところなのでしょうか」という質問が出され、大塚さんは、「その通り。しかし、逆にやる気にならないと、何も出来ずに4年間が終わってしまう」と答え、自身の体験をもとに有意義な大学生活を送るための心構えについて説明していました。

 

 

「“じぶん”デザイン研究所」参加Member's Voice

 

 

仁科智紘さん
2005年立命館アジア太平洋大学卒
株式会社リクルート勤務
“じぶん”デザイン研究所 企画リーダー

 

学生の約半分が留学生である立命館アジア太平洋大学(APU)では、様々な価値観を持った人と出会うことができました。授業でも、日本人だけで発表するより、様々な国の視点が入ることにより、良い発表ができました。「新しい人との出会い=自分の成長」と考えて、今でもこのような活動に参加しています。今回は、これから大学に入る高校生に対し、これからの人生を考えていくきっかけになるような出会いをしてもらいたいと思い企画しました。大学の4年間という時間を使って、自分をデザインすることを考えるきっかけにしてもらえればうれしいです。

 

 

今井梨香さん
2008年社会学研究科卒
東京都稲城市立第一中学校勤務

 

立命館の良さは、自分のやりたいことができる大学、自分がキラキラできる大学、他の人をワクワクさせることができる大学ということだと思います。学部生時代の私はRBC(立命館大学放送局)の活動に打ち込み、局長も経験しました。やりたいと思ったことが全てかなった大学生活でした。立命館でお世話になった多くの仲間や教職員の方々に恩返しをしたいと思ったのと、何より立命館が好きなので、立命館に入学してくる後輩のために活動しようと思いました。

 

 

江口聡一さん
2003年経済学部卒
丸紅株式会社勤務

 

今回のような企画は、あまり前例がありません。同じ立命館の卒業生という縁で、初めて会う者どうしが協力しあい、後輩のために活動するという大きな流れをつくっていけるところにやりがいがあります。立命館の強みは、総合大学ならではの選択肢の多さです。どんなことに挑戦するにしても、それをサポートする環境が整っているのは、とても魅力的ですね。

 

 

小沢拓巳さん
2003年理工学部卒
株式会社電通勤務

 

立命館は進化中の大学だと思います。学生たちのさまざまな活動が、立命館らしさをつくっていくと感じているからです。私は学生時代、「立命館UBCジョイント・プログラム」に参加しました。海外生活や現地での仲間づくりなどの経験を通して、自分でチャンスをつかみ行動する大切さを学びました。自分の姿勢次第で、目の前にある数多くのチャンスを生かせるのだと、後輩となる人たちに直接伝えたくて、この活動に参加しています。

 

 

大西 藍さん
2008年産業社会学部卒
株式会社昭文社勤務

 

立命館は課外活動団体数の多さに表れているように、自分が「やりたい!」と思えることの選択肢の幅が非常に広い大学です。やりたいと思ったことはほとんど受け皿があり、自分でデザインしていこうと思える機会が多いですね。卒業後も立命館の仲間とつながる機会を持ちたいと思ったのがきっかけでこの活動に参加しました。受験生や在校生をサポートすることにより、今度はサポートを受けた彼らが私たちと同じような活動をしてくれるように、良い循環を作っていきたいと思います。

 

 

原田晃子さん
2003年国際関係学部卒
株式会社ビデオリサーチ勤務

 

在学中に得た仲間とのつながりを続けていきたい、つなげていきたいという思いでこの活動に参加しています。立命館は、卒業後もつながっていたいと思える仲間を見つけられる大学だと思います。また、立命館は自分がやりたいと思ったことに対する支援が充実しています。私は在学中、エクステンションセンターの旅行業講座を受けて資格を取得し、JTBからも内定をもらいました。後輩のみなさんも大学の支援を生かして目標に近づいてもらいたいですね。

 
ページの先頭へ
 
Report 5 世界の大学生と大学生活を語る

立命館アジア太平洋大学(APU)の国際学生と、大学生活について自由に語れるコーナーが登場。参加した高校生は、APUでの大学生活についてや、なぜ日本に留学に来たのかといった質問をするなど学生の生の声を聞いていました。来年受験を控える女子高校生(東京都在住)は、『英語を学ぶのではなく、「英語で学ぶ」というのがとても印象に残りました。もともとAPUが第一志望でしたが、このイベントに参加してさらに志望度が高くなりました』と語っていました。

 

 

 
ページの先頭へ
 
Report 6 Rグッズ販売コーナー

今回の「RITSUMEX '08」の会場では、立命館のシンボルマークである “R” をあしらったグッズが数多く販売されました。ブースは受験生や保護者らが、記念にTシャツやトートバッグなどの商品を買い求めようと列に並ぶなど賑わいを見せました。埼玉県から来た高校生は、「自分へのお土産に、クリアファイルを買います。まだ来たばかりなので、これから会場内を見て回ろうと思います」と話していた。

 

 

 
ページの先頭へ
 
Report 6 Rグッズ販売コーナー

今日は、夏のオープンキャンパスに行けなかったので来ました。英語の入試対策講座は、ここまで言っていいの?と思える内容でした。学部別入試相談ブースでは、学部の説明が詳しく聞けてよかったです。(女子・群馬県)

 

今日は友人に誘われて参加しました。学部別入試相談ブースと、“じぶん”デザイン研究所が印象に残っています。大学に進学するかどうか迷っていたのですが、それらのコーナーで話を聞いているうちに「大学に行きたい」という気持ちがすごく強くなりました。(男子・神奈川県)

 

印象に残ったのは「めざせ!世界水準の大学」です。外国の方との交流をもっとしてみたいと思いました。また、“じぶん”デザイン研究所で先輩方のお話を聞き、大学4年間の学生生活をとても魅力的に感じました。自分のやりたいことを精一杯できるように、その4年間という時間を無駄にしたくないと思いました。(女子・東京都)

 

文学部の日本史学専攻を志望しています。学部別入試相談ブースでは、入試の倍率など、受験生が気になる情報について聞けたので良かったです。RITSUMEXに参加して、立命館の魅力についてさらに深く知れたので、志望度が上がりました。(男子・神奈川県)

 

 

 
 
ページの先頭へ