学生と教員の半数近くが外国籍で、授業も英語と日本語の2言語で行われている立命館アジア太平洋大学(APU)。APUの詳細は前シリーズのふしぎ発見[LINK]にも詳しく載っていますので、ぜひご覧ください。
さて、そんな地球規模のネットワークを持ち、国内にいながら生きた外国語を学べるAPUも開学して6年が経とうとしています。今後もさらに進化すべく“APUニュー・チャレンジ計画”と題した様々な取り組みが行われるそうです。
まずアジア太平洋学部(APS)とアジア太平洋マネジメント学部(APM)の専門科目をAPSは国際社会学、APMは国際経営学を中心としたカリキュラムに再編。それぞれの主専攻を明確化させます。また、APS・APM両学部の入学定員を約40%増加させるほか、さらなる多文化環境を作るため、現在71カ国・地域から来ている国際学生の受け入れをさらに増やし、100カ国・地域から受け入れることをめざします。さらには現代社会のニーズに応じたツーリズムや言語など5つの分野のインスティテュートを設置。インスティテュートは、例えば観光であれば観光分野で既存2学部を横断する内容の教育・研究を行い、様々な問題が絡み合う現代社会において、時代が求める課題に応えられる人材の創出をめざすものです。
立命館大学とAPUとの連携もさらに推進していく予定で、現在行われている短期留学プログラムやサマーセッション留学プログラムなどをこれまで以上に充実させていくそうです。
京都・滋賀だけでなく、大分でも新しい取り組みが進んでいる様子ですね。APUからも目が離せません。
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