『今回の新フードコートは2009年4月より始まる時間割変更に伴った食堂の混雑改善と「学生の学びと成長」を食事面からも支援することを目的に作られました。新フードコートを作るにあたって、まずプロジェクトへ一緒に参加してくれる「キャンパス整備スタッフ」の学生を公募することから始まり、決定後はフードコートのメニューやデザインの一部について、学生ならではの視点から提案し、教職員および立命館生活協同組合と共にミーティングを重ね、具体化してきました。

このフードコートには2つの大きな特色があります。1つは多種多様なメニューがあること。その主な内容は、�@今までBKCにはなかった200円台から食べられる朝食、�A留学生を視野に入れたハラール・エスニック食、�B体育会各クラブの体力強化に向けたアスリート食が加えられたことです。これ以外にも日替わり定食やベーカリーコーナー、ベジタリアンコーナーなど、様々なニーズに対応した食事が提供されています。

そしてもう1つの特色はデザインです。フードコート内の数か所に緑の木を置いたり、椅子と机をシックな配色にすることで、室内全体に落ち着いた雰囲気をもたらしていました。

また、新たに約600席が増設され、その座席の配置にも一工夫されています。人と人との距離感を大切にするため、4人席、6人席を中心にゆったりとした配置にされているんです。

新メニューを試食していた鈴木敦さん(経済学部3回生)にインタビューすると「見た目がおしゃれで今までにないメニューだと思います。とても新鮮な気分になり、今後もぜひ他のメニューを食べてみようと思います」と話されていました。