ありがとうございます。まず、アジアジュニア陸上選手権とはインドネシアで行われ、16歳から19歳までのアジア各国の代表が集まる大会です。国内の大会の成績をふまえた結果、私が3000メートルの日本代表に選ばれ、出場することができました。試合は各国から1名ずつ選ばれた7人の勝負で、決勝の1本のみで成績が決まるというものでした。初めての海外試合ということもあり、試合が始まる前は他の選手が全員速そうに見えてとても緊張しました。しかし、コーチの励ましや、日々の練習で得た自信のおかげで、走り始めると緊張もほぐれ、いつも通り走ることができました。湿度が高く、暑いので、あまりいいタイムは出せませんでしたが、優勝できてとてもうれしかったです。
日本学生対抗選手権は、各種目の標準タイムを切った人と各地域で上位の人が出場できる大会で、国立競技場にて行われました。この大会では10000メートルに出場し、30人ほどで、400メートルトラック25周を走る決勝を行いました。決勝では、レースを引っ張ってくれる人がいたので、前半はその人について行きました。ラスト2000メートルの地点で、前の人が疲れてきているのが分かったので、一度前に出ました。再び抜かされたのですが、最後にもう一度抜き返し、優勝することができました。試合前に、コーチから「1回生なんだから、自分らしく思い切って走れ」とアドバイスをもらっていたので、気負わずに走ることができたのだと思います。この試合でもあまり良いタイムは出せませんでしたが、優勝できたことはとても嬉しいです。 |