輝いています、ときの人 #131 第7回京都学生祭典 実行委員長 秋山 翔さん(産業社会学部3回生)
京都の熱い学生が創りあげる、 笑顔あふれる祭“京都学生祭典"
大学を問わず、京都中の熱い学生たちが盛り上げる、京都学生祭典。
その京都学生祭典の実行委員長を今年は立命館大学の学生が務める。
京都全体を巻き込んだ「祭」を企画・運営するやりがいや魅力について、
第7回京都学生祭典実行委員長の秋山翔さん(産業社会学部3回生)に伺った。
(2009年4月10日掲載)
Q

秋山さんはどのようなきっかけで、京都学生祭典の実行委員会に入られたんですか?

秋山

入学当初から、大学に入ったら何か熱中できる事を探そうと思っていました。しかし、アルバイトやサークルでは満足できず、さらに打ち込めるものを探しているうちに1年が過ぎてしまいました。そんな2回生の5月、先輩から紹介を受け、存在を知り、京都学生祭典の実行委員になったんです。いざ実行委員会に入ってみると、そこには立命館大学をはじめ、京都や関西中の大学、そして東京からも「熱い」学生がたくさん参加していました。そんな学生たちが一丸となって、京都を盛り上げるため、「学生のまち・京都」から学生のパワーを発信するために一つの祭を創り上げるんです。京都学生祭典でしか感じることの出来ない熱くて素晴らしい経験でした。

 

昨年の京都学生祭典が終わったとき、前の実行委員長から次の実行委員長にならないかと打診され、「この京都学生祭典が好きだ」という思いから第7回京都学生祭典実行委員長を引き受け、今年も活動することにしたんです。

 

 

 

Q

秋山さんが委員長を務められる今年、京都学生祭典はどのようなものになりますか?

秋山

今年は10月10日(土)に京都駅ビル、11日(日)に平安神宮・岡崎周辺にて開催予定です。そして2009年のコンセプトは「笑顔ひろがる京都の祭~“進化"から“深化"へ~」としました。このコンセプトには、この祭をとおして、祭の原点ともいえる『笑顔』を京都のまち全体に広げたいという想いが込められています。また、具体的な企画として京都駅ビルで行う全国学生音楽コンテスト「Kyoto Student Music Award」や、岡崎周辺で開催する「京炎 そでふれ!全国おどりコンテスト」や「縁日」、そして毎年恒例の平安神宮境内で行う「Grand Finale」での京都学生祭典オリジナル創作おどり「京炎 そでふれ!」の6,000人総おどりなど、学生、一般の方、京都の方を中心として全国の方様々な方に楽しんでいただける企画を考えています。また、今年は特に「KYO-SENSEプロジェクト」としてエコを身近に感じる企画を取り入れています。

 

京都学生祭典は地域住民の方々のご協力がなければ成り立たない祭です。そこで、私たちは祭を支援してくださる地域の方々に恩返しをしようと、地域の夜間パトロールや夏に気温を下げる効果のある「打ち水」を地域の方々と行うなど、京都に住む方々との連携にも力を入れています。その結果、2008年12月に京都学生祭典実行委員会が「平成20年度地域づくり総務大臣表彰」を受賞しました。京都で行われるこの祭の取り組みが、全国的に認められたという点でも大変嬉しかったです。今年もそれを上回るものを創っていきたいと思っています。

Q

現在、委員長として活動されている秋山さんですが、委員長のやりがいや魅力はどこに感じていらっしゃいますか?

秋山

実行委員長となり、当日は1000人にもなる委員を一つにまとめることになりました。今までリーダーとしてこんなに多くの人をまとめたことがなかったので、最初は自分に務まるか不安もありました。しかし、今では実行委員が一人ひとり、楽しくそれぞれの役割を果たせるため、そしてその結果として京都を盛り上げていくために頑張っていこうと考えています。昨年は私自身も実行委員会の中で楽しく活動することができ、本当に尊敬できる先輩や自分の仕事へのやりがいを感じることが出来ました。今年の実行委員にもそのような感動を体験して欲しいと思います。京都学生祭典は学生がつくる祭としては日本一のものだと自負しています。みなさんも他大学の熱いメンバーと一緒に日本一の祭を創ってみませんか。

Link 第7回京都学生祭典ホームページ(現在、一緒に祭を創りあげてくれる学生を募集中です!)
取材・文/李 亘(法学部4回生)
RS Webアンケート実施中