日米学生会議は、毎年夏に応募者の中から選考された日米各36名の学生が1ヶ月間に渡って共同生活を送り、その中でフィールドワークを行ったり、分科会、フォーラムへの参加などを行います。開催地は毎年、日米交互で行われていますが、今年は日本で開催され、東京、函館、長野、京都を回りました。
参加が決まってから、準備期間の4ヶ月の間に自分のテーマを選択するのですが、私は「開発と途上国の自立的発展」をテーマに選択し、このテーマに関連のある講演会に参加し、自分の考えだけでなく、色んな人の意見も聞き、参考にしながら、より深い内容にしていきました。本会議では、このレポートを持ちよって議論を行います。
私が学んでいる国際関係学部には、モチベーションの高い学生が多く、周りの友人も目標を持って、それに向かっているという感じで、それを日頃から感じていました。ですが、私は自分に自信がなく、「何か打ち込めるものに出会いたい」と思いながらも、なにも出来ずにいました。そんな時、受講していた「オナーズプログラム」で、過去に日米学生会議に参加したことがある先輩から会議の事を聞きました。これが参加のきっかけです。この時「参加してみよう」と思い、エントリーをしました。書類選考と面接のあと参加が決まったのですが、これはこれまでの自分を振り返るいい機会にもなりました。 |