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Student's Voice

日米で二つの学位が取得できる

新家あゆ美 さん(政策科学部4回生)
立命館大学・アメリカン大学学部共同学位プログラム
(Dual Undergraduate Degree Programs:DUDP)へ参加
(2008年4月1日掲載)

高校時代、ニュージーランドへIT分野の勉強をしに1年間留学しました。現地では、会計を専門に学んでいる人と知り合い、企業会計など経営の実務に興味をもったことがきっかけで、専門的に経営学を学び将来は起業したいという夢を抱きました。

大学進学後は本格的に経営学を学ぶならば、世界経済の中心であるアメリカへ留学し、生きた経済知識を習得したいという思いが強くありました。特に、世界各国から多くの留学生を受け入れている大学なら、多様な価値観に触れることで広い視野を持って経営学を学び取ることが可能であろうと考え、立命館大学・アメリカン大学学部共同学位プログラム(Dual Undergraduate Degree Programs:DUDP)へ参加しました。また、このプログラムは2年間のロングステイプログラムであるため、語学留学にとどまらず、しっかりと専門分野を学び、日米で二つの学位取得が可能である点についても魅力を感じました。

アメリカン大学はワシントンD.C.に位置し、アメリカという大国の中心地で2年間生活をしたことは、自分の意思をしっかりと相手に伝える力や人との付き合い方など、研究成果以上に得たものが多々ありました。

日本とは異なる視点から経営学を学び、さらに実社会での就労体験を通してさらに研究を深めたいという目的で、現地のIT関連企業と旅行会社、2社へのインターンシップに参加しました。

また、経営管理の授業においてTA活動(Teaching Assistant:研究サポーター)をしていた際に、非常に価値のある経験をしました。その授業の担当教授と私を含め5人の学生と共に、実際に起業をすることに成功したのです。起業した組織の事業内容は、法律家がオンラインで自己のページをもって活動できるように管理・運営を行うことです。この経験は、起業したいという夢への第一歩になったと思います。

アメリカン大学での授業は、グループワーク中心でした。語学力やアクセント、発音などに悩み、自分の意見を思うように伝えられず悔しい時もありました。けれども、現地の生活に慣れると自然と聞き取りもできるようになり、逃げ出さずに努力した甲斐があったと実感しています。

卒業後は、習得した経営学の知識を実践的なスキルとするために、経営コンサルタントを目指しています。将来的には、ファイナンスとITを融合させ、ベンチャーキャピタルへ挑戦したいと思います。

失敗を何度しても許されるのが大学生の特権であると思います。4年間は長いようで非常に短い。新入生の皆さんは、少しでも興味があること、やりたいと思うことは満足のいくまで取り組み、社会に出るまでにしっかりと勉強もしてほしいと思います。


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