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「計画的&コツコツ」が合格の秘訣

藤井大樹 さん(経営学部4回生)
公認会計士試験合格
(2008年4月1日掲載)

2007年11月(3回生時)に公認会計士試験に合格。大学と京都の専門学校へダブルスクールをして勉強しました。大学入学時点から将来は公認会計士になりたいという明確な目標を持っていたため、1回生の夏から本格的に資格試験へ向け勉強を始めました。

高校で初めて習った簿記に興味をもち、高校2年生で簿記検定1級に受かったことがきっかけで、会計士を目指すようになりました。難易度の高い資格試験であるため希少価値の高い職業であるというイメージから、全力で挑戦してみたいと思いました。

専門学校へは、エクステンションセンターを利用して通い始めました。立命館大学は会計士受験に対するサポートがしっかりしているので、不自由なくダブルスクールをすることができました。しかし、合格に向け専門学校で1日8時間は勉強をしていたので、学部の正課授業との両立は非常に苦労しました。勉強は目標がないとなかなか続きません。私の場合、最終目的は「合格」でしたが、本番までは道のりが長いので、できるだけ普段の答練試験など、身近なところに目標を見つけていました。小さなことをコツコツと積み重ねることで、最後に大きな目標を勝ち取る気持ちでした。公認会計士試験は相対試験なので、何点とれたから合格ではなく、周囲の受験生に勝たなくてはなりません。つまり、普段のテストで常に上位に入っていなければ合格できないのです。

3回生の8月に公認会計士試験を受験し、合格発表が出る前に就職活動を行い、合格と同時に監査法人トーマツより内定を頂きました。

私は、ITや企業のシステム構築に興味があるので、監査法人で経験を積み、将来は独立してその分野を専門に展開していきたいと思っています。ITや企業のシステム構築に興味をもったきっかけは、所属している空手サークルの規約づくりを一から担当したことです。はじめは面倒な作業だと思っていましたが、やってみると意外におもしろく、組織の仕組みづくりは、効率的な企業システムの構築に応用できると感じました。会計システムを作るには簿記の知識が必須ですし、さらに会計監査業務において企業内容を熟知していくことが公認会計士の強みになると思います。資格試験の勉強で得られた知識に加え、実務を通して会計士として十分な経験を積んでいきたいと考えています。

現在は学部の正課授業で学ぶ一方、空手サークルやシステムアドミニストレーターの資格取得、漢字検定にも積極的に取り組んでいます。

公認会計士はやはり難しい資格なので、目指す方は最後まで本気で勉強してください。妥協さえしなければ受かると思います。コツコツと計画的に勉強を進めることが、合格の秘訣だと私は思います。


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